登山の基礎知識

現役登山家が教える【山岳保険おすすめ12選】コスパよく安全な保険をまとめました

こんにちは!登山歴5年、親子で楽しく登っている「はちひろ」です!

これから登山を始めようと思っている方、山岳保険の加入は検討してますか??

聞いたことあるけどどういう仕組みのものなんだろう?

自分も加入するべきなんだろうか?

費用や補償はどうなっているんだろう?

どんな保険があるんだろうか?

こんな疑問を持っているんではないでしょうか?

そこで本記事は山岳保険をさらに理解したい方のために、おすすめの山岳保険12選を徹底比較したいと思います。

むすこくん
むすこくん
比較したうえで、最後に一番のおすすめを紹介するよ。

本記事を読むと次のことが分かります。

山岳保険とは?加入する必要性など

山岳保険のタイプと選ぶポイント

山岳保険12選徹底比較

登山初心者が選ぶべき山岳保険3選

本記事を読んで山岳保険についての疑問点を払しょくしてください!

 

こちらで親子登山の始め方について書いてます↓

【親子登山の始め方】基礎知識・魅力・装備・おすすめの山など│登山歴5年が解説はちひろLABOが【親子で登山を楽しむためのSTEP】を丁寧に答えます。登山初心者でも本記事を読めば親子で登山が楽しめるようになります。...

山岳保険とは?加入する必要性など

山岳保険とは一体どういうものか?加入する必要性はあるのか?

ここではこれらについて書いていきます。

山岳保険とはどういうものなの?

山岳保険とは、主に遭難救助の際にかかる費用を補償してくれる保険のことです。

保険商品の補償内容にもよりますが、救助の際にかかった費用だけでなく、携行品(いっしょに持って行ったもの)も補償してくれる場合もあります。

むすめちゃん
むすめちゃん
普通の生命保険や傷害保険では、遭難救助にかかる費用は補償してくれないんですね。

【山岳保険には2つのタイプがあります】

実は山岳保険には2つのタイプがあり、

軽登山やハイキング向けのものか

本格登山向けのものか

でわかれています。

 

どういったものが軽登山で、どういったものが本格登山なのか。

 

本格登山の場合の条件は以下のようになってます。

モンベル山岳保険(本格登山用保険)から引用します。

※ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマーなどの登山用具を使用するものおよびロッククライミング、フリークライミングなどの山岳登はん行程中の事故によるケガなども補償します。

引用元:モンベル山岳保険

つまり
  • ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマーなどの登山用具を使用する登山
  • ロッククライミング、フリークライミングなどの山岳登はん行程中の事故によるケガなども補償してもらいたい

場合は「本格登山」の保険に入らないとダメということです。

逆に言うと、上記のような登山をしないのであれば「軽登山・ハイキング用」の保険でしっかりと補償してくれます。

ざっくりとした見分け方として、”登山シーズン中の場合”登山マップに載っている一般登山道を歩く場合は【軽登山】に分類されると思っておいて問題ないと思います。

実際私が2泊3日で槍ヶ岳に登った際も「軽登山・ハイキング」用の保険で大丈夫でした。

 

むすこくん
むすこくん
本記事では「軽登山・ハイキング」用の保険で比較しています。

【さらに山岳保険の契約方法も2種類あります】

山岳保険の特徴として、保険料が2つの契約方法があります。

その時限り保証してくれる「単発型」

ある期間補償してくれる「期間型」

どちらを選ぶかは、ご自身がどのくらいの頻度で登山するかで変わってくると思います。

毎週のように登山したり、一度の登山で3泊や4泊するような方は「期間型」がいいと思いますし、

登山シーズン(夏ごろ)に1回か2回登山するような方は「単発型」で十分だと思います。

ともあれ、2つの契約方法があるということを押さえておきましょう。

はちひろ
はちひろ
本記事を読んでいる方は登山初心者の方が多いと思いますので、基本的に「単発型」に加入すれば問題ないと思います。

なぜ山岳保険に加入する必要性があるの?

どうして山岳保険に加入する必要があるのでしょうか?

結論から言うと、遭難した場合に救助にかかる費用は莫大なものになるからです。

捜索隊の方の人数、ヘリコプターを飛ばした回数などにもよりますが、長期化すると数百万円の費用になることもあります

無事に生還できたとしても、後にからやってくるこの高額請求を支払うことができるのでしょうか?

そんな万が一のためにも山岳保険加入は必要なのです。

費用は1日数百円~年間数千円とリーズナブルなのでお守り代わりに加入しておくとよいと思います。

はちひろ
はちひろ
もちろん遭難しないことが大切ですよ!

山岳保険を選ぶポイント

山岳保険を選ぶポイントは3つあります。

費用・補償内容・手軽さ

ですね。

中でも重視したいのは【補償内容】です。

山岳保険と一般の傷害保険の違いは「遭難救助の際にかかる費用の補償」ですが、現在ご自身が加入している一般の傷害保険に特約で付帯していることもあります。

よく確認してから加入しましょう。

 

補償内容を充実させると、もちろん保険料もアップします。

この兼ね合いが大事ですが、次の章で比較していますので是非参考にしてください。

山岳保険おすすめ12選【一覧表で徹底比較!】

山岳保険10選を一覧表にまとめてみました。

各社様々なタイプがあるのでまとめ方が難しかったですが、登山歴5年のわたしなりのまとめ方をしています。

1日、もしくは1泊2日の単発型での比較

1ヶ月、もしくは1年の期間型での比較

を行ってます。

むすこくん
むすこくん
すごく見やすくなったから、山岳保険で迷っている方は参考になると思います!

各保険の詳しい内容は次の章に載せておりますので参考にしてください。

1日、もしくは1泊2日の単発型での比較

日帰りか1泊2日のもので一覧表にしてみました。

各社の進めるプランを1つずつ載せてます。

種類 おすすめ度 保険料 保険期間 救援者費用等 個人賠償責任 携行品 死亡・後遺障害 入院 通院 手術※
モンベル
野遊び保険
SB12 ★★★ 250円 1泊2日 300万円 1億円 × 290.8万円 3500円/日 ×
YAMAP
登山ほけん
セットほけん ★★☆ 370円~ 1日~ 300万円 × 10万円(年間最大) × × × ×
ドコモ
ワンタイム保険
しっかりプラン ★★☆ 590円 1泊2日 200万円 3000万円 15万円
(自己負担3000円)
807万円 11000円/日 ×
au損保
国内旅行の保険
シルバー ★★★ 383円 1泊2日 300万円 8000万円 × 750万円 6000円/日 1500円/日
エイチ・エス損保
国内旅行総合保険
TD ★★☆ 520円 1泊2日 200万円 3000万円 × 500万円 10000円/日 2000/日

※手術保険金については、治療のため手術を受けられた場合、入院保険金日額の10倍(入院中の手術)または5倍(入院中以外)の額です。

山岳保険の最大の特徴である「救援者費用」に注目すると、モンベル野游び保険が補償も手厚くてベストな選択なのではないかと思います。

携行品にも保険を掛けるかは、自分の装備と相談すると良いかもしれません。

1ヶ月もしくは1年の期間型での比較

比較対象が多いため、各社がおすすめしている1つのプランで比較しています。

種類 おすすめ度 保険料 保険期間 救援者費用等 個人賠償責任 携行品 死亡・後遺傷害 入院 通院 手術
YAMAP
登山ほけん
セット保険 ★★★ 650円 1ヵ月 300万円 × 10万円 × × × ×
ソフトバンク
スポーツレジャー保険
しっかりプラン ★★☆ 720円 1ヵ月 200万円 1000万円 10万円 200万円 2000円/日 ×
Yahoo!
ちょこっと保険
山大好きプラン
ミディアムセット ★★★ 710円 1ヵ月 300万円 × 10万円 100万円 2000円/日 1000円/日 ×
三井住友カード
ポケット保険
トレッキングコース
Mサイズ ★★☆ 1090円 1ヵ月 300万円 × 10万円 300万円 2500円/日 1250円/日 ×
モンベル
野外活動保険
スタンダードプランB105 ★★☆ 4730円 1年間 500万円 1億円 × 200万円 × × ×
レスキュー費用保険 レスキュー費用保険 ★★☆ 4000円 1年間 300万円 × × × × × ×
日本山岳協会共済会 タイプⅠ ★★★ 2400円 1年間 500万円 1奥円 × 240万円 1500円/日 ×
日本山岳救助機構会員制度 jRO(ジロー) ★★☆ 2000円 1年間 550万円 × × × × × ×

※手術保険金については、治療のため手術を受けられた場合、入院保険金日額の10倍(入院中の手術)または5倍(入院中以外)の額です。

期間型の山岳保険をずらりと一覧表でまとめてみました。

どの補償を重視するのかはそれぞれ違うと思いますが、山岳保険で一番重要な補償は「救援者費用等」です。

1ヵ月型の場合YAMAP登山ほけんが最低限の補償内容で良いと思いますし、1年型の場合は日本山岳共済会のタイプⅠ(初年度は入会金2000円必要)が良いのではないでしょうか?

 

ご自身が加入されている一般型の傷害保険の内容も踏まえつつ選択されるのが良いと思います。

山岳保険おすすめ12選【個別に紹介】

先ほど一覧表徹底比較として紹介したものを、個別に詳しく書いてます。

(保険料・補償期間・補償内容を載せています)

1日や1泊2日など単発で加入できる山岳保険

【モンベル】野遊び保険

【保険料】250円、500円

【補償期間】1日~6泊7日まで

【補償内容】救援者費用等・個人賠償責任・死亡・後遺障害・入院・手術・携行品

山岳保険で一番重要な「救援者費用等」がきちんと保証されている中では、一番リーズナブルでわかりやすい保険だと思います。

即日で保険が開始されるため使い勝手が非常に良いです。

モンベルメイトに加入することが条件です(年会費無料)

【YAMAP】登山ほけん

【保険料】250円~(日にち設定可能)、450~650円(30日タイプ)

【補償期間】1日~(日にち設定可能)、30日

【補償内容】携行品のみ・レスキューのみ・携行品+レスキューのセット

YAMAP登山保険出典:YAMAP

登山用GPSアプリの「YAMAP」が募集している保険です。

山岳保険の特徴をしっかりと出しており、他の傷害保険でカバーできるような補償は省いています。

非常に手軽に保険加入でき(アプリから加入可能)、補償内容もわかりやすくていいですね。

【ソフトバンク】スポーツレジャー保険月額プラン

【保険料】300円~720円

【補償期間】1日、1ヶ月

【補償内容】死亡・後遺障害・入院・手術・救援者費用等・携行品・個人賠償責任

1日プラン ちょこっとプラン あんしんプラン しっかりプラン
保険料 300円 450円 600円
死亡・後遺障害 360万円 590万円 700万円
入院 5000円/日 7500円/日 8000円/日
手術※
損害賠償責任 2000万円 3000万円 3000万円
救援者費用 100万円 150万円 200万円
携行品 × × 5万円
月額プラン ちょこっとプラン しっかりプラン
保険料 520円 720円
死亡・後遺障害 150万円 200万円
入院 1500円/日 2000円/日
手術※
損害賠償責任 1000万円 1000万円
救援者費用 200万円 200万円
携行品 × 10万円

参考:ソフトバンク

救援者費用をしっかりと補償するようにすると「しっかりプラン」が良いと思います。

 

【au損保】国内旅行の保険

【保険料】262円~1145円

【補償期間】1日~13泊14日

【補償内容】死亡・後遺障害・入院・手術・通院・個人賠償責任・救援者費用等

au損保出典:au損保

auを利用している方も、利用してない方も加入できます!

日帰りから13泊14日まで対応してます。

救援者費用もしっかり補償されますし、おすすめできる保険です!

 

【エイチ・エス損保】国内旅行総合保険

【保険料】400円~640円

【補償期間】日帰り~6泊7日

【補償内容】死亡・後遺障害・入院・通院・手術・賠償責任・救援者費用

保険料もリーズナブルできちんと補償される保険です。

料金体系もシンプルで、非常にわかりやすい保険と言えます。

 

1ヵ月や1年間など一定期間で加入する山岳保険

【ドコモ】ワンタイム保険(スポーツ・レジャー保険)

【保険料】300円~590円

【補償期間】1泊2日

【補償内容】死亡・後遺障害・入院・手術・賠償責任・携行品・救援費用等(しっかりプランのみ)

おてがるプラン おすすめプラン しっかりプラン
保険料相当額※ 300円 410円 590円
死亡・後遺障害保険金 297万円 709万円 807万円
入院保険金※ 4000円 8000円 11000円
手術保険金※
賠償責任保険金 2000万円 3000万円 3000万円
携行品損害保険金 10万円 10万円 15万円
救援費用等保険金 × × 200万円

※ドコモが保険会社に支払う金額に相当する金額です。
※入院保険金は1日につき。

※手術保険金については、治療のため手術を受けられた場合、入院保険金日額の10倍(入院中の手術)または5倍(入院中以外)の額です。

参考:NTTdocomo

ドコモのケータイ契約者のみの保険です。(家族型もあります)

手続きはケータイで完結し、保険料も月々の携帯料金と一緒に支払われます。

はちひろ
はちひろ
登山の場合、救援費用等保険金が重要なのでしっかりプランに加入する必要があります

 

【Yahoo!】ちょこっと保険山大好きプラン

【保険料】330円~1100円

【補償期間】最低1ヶ月(解約しない限り自動更新)

【補償内容】傷害・死亡・入院・通院・携行品・救援者費用等

Yahoo!ウォレットに登録している方限定の保険です。

保険期間は最低1ヶ月ですが、家族全体でも1000円~となっており、非常にリーズナブルだと思います。

最低限の保障のスモールセットでも救援者費用等を100万円補償してくれます。

 

【三井住友カード】ポケット保険トレッキングコース

【保険料】460円~1610円

【補償期間】1ヵ月(自動更新・1ヶ月単位で解約可能)

【補償内容】傷害・死亡・入院・通院・携行品・救援者費用等

三井住友カード会員のみ契約可能です。

全体的にYahoo!ちょこっと保険山大好きプランより補償が手厚い代わりに保険料も少し高くなってます。

 

【モンベル】野外活動保険

【保険料】3190円〜33980円

【補償期間】1年間(3年間、5年間も可能)

【補償内容】救援者費用等・個人賠償責任・死亡・後遺障害・傷害医療費・入院・手術・通院・携行品

モンベル野外保険
モンベル野外保険出典:モンベル

1年を通して加入できるタイプの保険。

携行品の保証は安心プランに入らないといけないので注意。

個人的には安心プランの一番リーズナブルなA108がいいのではないかと思います。

携行品に保険をかけない場合はシンプルプランのC105でも問題ないかもしれません。

 

レスキュー費用保険

【保険料】4000円

【補償期間】1年間

【補償内容】救援者費用・救助対応費用(救助と認定されれば必ず支払われる)

保険料 4000円/年
救援者費用 300万円
救助対応費用 5万円(救助と認定されれば必ず支払われる)
死亡・後遺障害 ×
入院・手術・通院 ×

参考:レスキュー費用保険

非常にわかりやすい救援者費用に特化した保険。

個人的には山岳保険で一番大事なところをカバーしているのでかなりおすすめです。

 

日本山岳協会共済会

【保険料】年会費1000円+2400円、6400円

【補償期間】1年間

【補償内容】死亡・後遺傷害・救援者費用・個人賠償責任・入院・手術・通院

年会費1000円が必ずかかってくるのがネック。

救援者費用はきちんと補償されています。

 

日本山岳救助機構会員制度(jROジロー)

【保険料】入会金2000円+2000円/年

【補償期間】1年間

【補償内容】救援者費用等

JRO保険出典:jRO

山岳保険の互助会のような仕組み。そのため年度終了後に事後分担金が発生する。

救援者費用等がしっかりしているので、一般の傷害保険に加入しているならばこちらで十分かなと思います。

 

保険と併せて知っておきたい【ココヘリ】という制度

ココヘリ出典:ココヘリ

ココヘリという制度をご存じでしょうか?

年会費3650円(初年度のみ入会金3000円必要)ですが画像のものが会員証となってまして、それ自体が高性能発信機になっているんですね。

万が一遭難してしまった場合、ヘリコプターで捜索してもらえます。

最大16㎞離れたところでも感知してもらえるので発見される可能性がぐっと高くなります。

まだまだ始まったばかりのサービスですが、直近1年間の実績は「23件中22件解決(1件は発信機不携帯)」という目を見張るものがあります。

1日あたり10円で命を守れると思い入会するのもいいのではないでしょうか。

 

詳しく知りたい方はこちらから↓

 

おすすめの山岳保険12選まとめ

山岳保険について、加入の必要性から各保険の徹底比較まで書いてきました。

まとめますと

まとめ

登山するなら加入しましょう。

単発型と期間型があります。

単発型のおすすめはモンベル野遊び保険。

期間型のおすすめはYAMAP登山ほけん。

自分はどこを重点的に補償してもらいたいか考えて決めよう。

ココヘリという制度を知っておこう!

でした。

遭難しないようにすることが重要ですが、万が一ということがあります。

家族に迷惑をかけないためにも万全の態勢で登山を楽しみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m

 

親子登山を始めたいと思った方はこちらから↓

【親子登山の始め方】基礎知識・魅力・装備・おすすめの山など│登山歴5年が解説はちひろLABOが【親子で登山を楽しむためのSTEP】を丁寧に答えます。登山初心者でも本記事を読めば親子で登山が楽しめるようになります。...
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