登山靴を選びたいが種類がいろいろあってわからない。
どのように登山靴を選べばいいの?
登山靴について基本的な知識を教えて欲しい。
はじめまして、「はちひろ」と申します。
本記事は上記のような疑問に答えます。
わたしの登山歴ですが、
2015年から登山を始めた。
低山から北アルプスまで登頂済み。
始めての登山に子供を連れて行った。
以降子供と一緒に登山をして楽しい思い出を作っている。
です。
わたしも初めて登山靴を選んだ際には、自分の足に合わないものを購入してしまいました。
何度か失敗して気づいたことがあります。
いくら試着しても正解はわからない
本記事を読むと次のことがわかります!
登山靴の基礎知識
登山靴の選び方
トレランシューズという選択肢
ひとつひとつ解説していきますね。
本ブログは親子登山の始め方をメインに書いてます↓
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登山靴の種類は大きく分けて3つあります
![](https://hatichanel.com/climbing/climbing/wp-content/uploads/2019/08/raise-3338589_1280.jpg)
登山靴の種類は大きく分けて3つあります。
ローカット
ミドルカット
ハイカット
の3つです。
それぞれ特徴を説明しますね
ローカット
踵がくるぶし下までカバー(スニーカーくらいの高さまで)されているものです。
一番歩きやすいと思います。
もちろん登山靴ですので、靴の裏(ソウル)はゴツゴツしたものですし、ゴアテックスの透湿防水加工されているものが多いです。
また、後述しますがわたしが推しているトレランシューズもローカットの登山靴に分類されるものです。
ミドルカット
踵がくるぶしの少し上までカバーされているものです。
ここまでカバーすることによって捻挫しにくいといわれています。
またくるぶし上までカバーされていることにより、浅い沢であれば水が入ってくることもないでしょう。
登山靴で一番種類が多く、履いている人も多い、スタンダードなものと言えます。
ハイカット
踵がふくらはぎ近くまでカバーされている登山靴になります。
以前は北アルプスなど標高の高い山のガレ場を歩くのはハイカットの登山靴、と言われていたようですが、現在はそこまで見ないのではないでしょうか。
やはり足が固定されすぎて自由が効きにくいんですね。
もちろん履いている方もたくさんいらっしゃいます。
このように登山靴は大きく分けて3種類あります。
登山靴の選び方:試着しても失敗しないという保証はない
![](https://hatichanel.com/climbing/climbing/wp-content/uploads/2019/08/landscape-3959952_1280.jpg)
よく登山靴を実際に購入する際は店に行こう!と目にすると思います。
もちろん間違いではないんですが、
実際のところ、試着しても間違えないという保証はありません!
なぜなら店で試着しても、
実際に山道を歩くわけではない
重い荷物を背負ってない
長時間歩いてない
からです。
具体的な例を載せますと、わたしも店で試着して登山靴を購入したのですが、伊吹山を登った際に足が痛くなりすぎて歩けなくなるくらいのダメージを負いました。
くわしいレポはこちら↓
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このように実際に重い荷物を持って山道を長時間歩いてみないと「なんとも言えない」のが現状なんです。
とはいえ、試着しないよりもしたほうがいいに決まってます。
試着のポイント
試着のポイントを載せておきます。
登山用の靴下を履いて試着する
紐は限界まで締め上げる
その状態でつま先に0.5mmから1.0mmの隙間があるサイズがベスト
試着の際は「登山用の靴下」に履き替えて試着しましょう!
ほとんどの店には試着用の靴下も置いてあると思います。
登山用の靴下は普通の靴下より厚手です。
これは足へのダメージを軽減するためです。
次に紐を限界まで締め上げます。
これは下りのためです。
下りではどうしても足が前へ前へと行こうとします。
この際に靴の中の遊びでも足が前へ前へと行こうとします。
それを防ぐために靴紐を限界まで締め上げて、靴の中で足が動かないようにしてあげるのです。
ならば靴のサイズはピッタリがいいんじゃないか?
と思ったことでしょう。
ところがピッタリサイズの靴を履いて山を下ると、つま先にダメージが蓄積されます。
つま先が靴の内側に当たり続けるからですね。
山を降りて靴を脱いだら「爪が紫になっていた」なんてことになってしまいます。
0.5mm〜1.0mmほどの隙間があるのがベストなんですね!
なので先ほどの3つ
登山用の靴下を履いて試着する
紐は限界まで締め上げる
その状態でつま先に0.5mmから1.0mmの隙間があるサイズがベスト
を守って試着してみましょう。
トレランシューズという選択肢もあります
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そんな中わたしがオススメしているのはトレイルランニングシューズ(以下トレランシューズ)です。
トレランシューズってなに?
と思われる方も多いかもしれません。
簡単に説明しますと
トレイルランニングとは登山道を走って登るスポーツです。
トレイルランニング用に開発されたシューズをトレランシューズと呼んでいます。
トレランシューズには当然メリット・デメリットがあります。
というものです。
トレランシューズのメリット・デメリット
一覧表でわかりやすく解説します。
メリット | 軽い 柔らかい グリップ(すべりにくさ)が強い 疲れにくい |
---|---|
デメリット | 防水性がない 防寒性もない 耐久性もない |
登山靴と比較してみましょう。
項目 | トレランシューズ | 登山靴 |
軽さ | ◯ | × |
柔らかさ | ◯ | × |
グリップ力 | ◯ | ◯ |
防水性 | × | ◯ |
防寒性 | × | ◯ |
耐久性 | × | ◯ |
登山靴と比べても一長一短といったところです。
これは人にもよりますが、
わたしの場合はトレランシューズが大好きです。
履きやすいし、疲れにくい。
登山靴で失敗した思い出もあります↓
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トレランシューズで槍ヶ岳も登りました。
しかし
防水性がダメなのはデメリットです。
沢も歩けない。
ちょっと雨が降ったら不快になってしまう。
この辺りをどう感じて登山靴を選ぶかはその人次第となってしまいますm(_ _)m
ただ、わたしの場合はトレランシューズに出会って登山が10倍楽しくなりました。
やはり痛いまま歩くのは苦行です。
登山の目的、計画によって変えるのがいいのかもしれません。
登山靴の基礎知識まとめ:わたしはトレランシューズを推します
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登山靴の基礎知識、種類や選び方を一緒に見てきました。
まとめますと
種類は大きく分けて3種類あります。
ミドルカットが一番利用されてます。
実際に履いて歩いてみないとわからない。
試着時は登山用靴下を履きましょう。
紐を限界まで締めましょう。
足の遊びは0.5mm〜1.0mm。
おすすめはトレランシューズ!
このようになりました。
やはり実際に履いて歩いてみないとなんとも言えないという結論になってしまいます。
短い時間の登山から長い時間の登山まで経験すると徐々に見えてくると思います。
結論を読者任せにしてしまいますが、個人差があるところですのでご容赦ください
m(_ _)m
最後まで読んでいただきありがとうございました
m(_ _)m