こんにちは!親子登山歴5年、毎日楽しく過ごしている「はちひろ(@hatihiro1603)」です!
登山を始めるにあたって「絶対必要な道具」と「あったり便利な道具」を教えてください。
という質問をたくさんいただいたので、それぞれ一覧表にしてまとめてみました。
絶対に必要な服装や持ち物、あったら便利な持ち物をまとめて紹介します。
はじめから全部揃えるのは難しいですしその必要もないですが、徐々に揃えて登山でより深みを味わいましょう!
登山の基本的装備(服装)
登山で必ず持っていく持ち物リスト
あったら便利な持ち物リスト
山でごはんを楽しむ為の道具(調理器具)
テント泊するために必要な道具
親子登山の始め方はこちらで詳しく書いてます↓
登山の基本的装備(服装)
まず登山の基本的な服装をリストにまとめました。
下着や靴下など、地味なものほど重要です。
(リンクをクリックすると詳しいレビュー記事に飛びます)
下着(インナー) | 登山の服装で最重要といっても過言ではありません。 下着さえきちんとしていればあとはなんとかなります。 ポリエステル素材を選びましょう。 |
タイツ | ↑の下着(インナー)と同じくらい重要です。 膝などにサポートのあるスポーツタイツがおすすめです。 |
靴下 | 登山用の靴下は厚いものがベスト。長時間歩くので足にダメージが蓄積されます。 サポートのあるものがおすすめです。 |
ズボン | ストレッチ性のあるものがベター。 私個人としてはハーフパンツ(下にタイツを履く)が歩きやすいです。 |
ウェア | ポリエステル素材のスポーツ用のものなら基本的に大丈夫。派手な色のものを来ている人が多いです。 |
防寒着 | レインウエアで代用します。風を通さないナイロン素材にしましょう。 |
手袋 | 防水のものもありますが、手が蒸れるかも知れないので普通の登山用のグローブで十分です。 |
帽子 | キャップとハットがありますが、似合う方でいいと思います。真夏は首筋までガードしてくれるものがいいです。(経験談) |
さて、登山に適した服装とはどういうものなのでしょうか?
【登山する=自然の中を長時間歩き続ける】
ということになりますね。
汗はべとついて不快感を覚えますし、休憩している間に少し風が吹いただけで体中の体温をもっていきます。
はじめは気持ちいいのですが、どんどん寒くなっていくでしょう。
そのため汗はできるだけ早く発散させたいですし、服もできるだけ早く乾くものが登山に適しているといえます。
「安全・安心・快適」登山するには適した素材の服装準備する必要がありますね。
素材はポリエステル100%のものがおすすめ!
直接肌に当たる服(下着など)の素材はできるだけ「ポリエステル100%」のものを準備しましょう!
(ユニクロなどのスポーツ用品でOK)
これだけで登山の服装についてはほぼクリアできます。
もちろん登山専用品として売られているものは、さらに高機能です。
(例えば汗を早い時間でに蒸発させてくれるものなど)
その分高価です。
なので初心者のうちはポリエステル100%の素材の服を準備しておけば問題ないと思います。
防寒着、ウインドブレーカーなどの素材は風を通さない、雨を通さないものとなりますので「ナイロン」ですね。
服装の目的に合った素材を選びましょう。
くわしくは【登山の服装の基礎知識】初心者向け・これから始める方へが参考になると思います。
登山で必ず持っていく持ち物リスト
必ず持っていく持ち物リストです。
本サイトは【親子登山】をメインに発信してますので、大人用・子供用の両方をご紹介していますが、もちろん大人だけで登山する場合でもソロで登山する場合でも参考になると思います。
詳しくは「【登山用品一式】初心者が揃えるべきおすすめ品を一挙に紹介!」に1つずつおすすめ品を紹介しています。
【大人用の道具】
種類 | 内容 |
ザック | 20リットルのものでも十分です。こちらの品は日帰り・泊まりどちらにも適してます。 |
シューズ | 私はトレランシューズをおすすめします。履き心地がよくて足を痛めにくい。 こちらの記事でレビュー |
雨具 | 初めからゴアテックスにする必要なし。 ※ゴアテックスとは透湿防水素材のことで高価なものです。 |
ヘッドライト | 単4電池2本という使い勝手の良さ。人数分準備しておきたい。 こちらの記事でレビュー |
スマートフォン | 今のスマホは何でもできます。 写真のこだわりがなければ下手に一眼レフやデジカメを持っていかなくてもきれいな写真も撮れます。 その分荷物も減るのでスマホは必須アイテムと言えるでしょう。 |
地図(スマホアプリ) | 登山するのに地図がなければ始まらない。 こちらの記事でレビュー |
モバイルバッテリー | 現代の登山では必須アイテムですね。2台分充電できるくらいの容量のものが良いと思います。 |
山行計画書(コピー) | 当サイトではWEB上で山行計画書を提出することをおすすめしてますが、コピーを1枚持っておきましょう! |
筆記用具 | メモをしたり記録をとったり何かと便利です。 |
健康保険証のコピー | 万が一何かあった時に役に立ちます。 常に入れておくとよいです。 |
マッチ・ライターなど | 火器は必ず1つ持っておきましょう。緊急時にも役立ちます。 個人的にはガストーチがおすすめ。 |
水筒(ペットボトル) | 登山中はきちんと水分摂取することが大事になってきます。すぐ取り出せるところに500mlのもの、ザックの中にも500mlのものを何本か入れておくとよいです。 2Lのペットボトルなどを入れるとパッキングしにくいため、個人的には小さめのものを何本かに分けたほうが良いと思います。 |
行動食 | 手がべとつかなければ何でもOK。アメやグミが鉄板。 |
非常食 | 行動食とごっちゃになってしまう人も多いですが非常時のための食糧です。日持ちするもので高カロリーのものを携帯しておきましょう! |
ファーストエイドキット | 小さな救急箱のようなもの。 絆創膏・包帯・テーピングなどが入っている。 |
トイレットペーパー | 芯を抜いて1回分ごとに分けておくと使いやすい。ジプロックに入れておく。 |
ウエットティッシュ | 食べ終わった後の汚れを拭いたり、何にでも使える万能道具。 |
体拭き | ウエットティッシュの大きい版。山小屋泊などで絶大な力を発揮する。 |
わりばし | カップラーメン持っていって箸がなかったときの絶望感は経験者しかわからない。 |
ジプロック | 何枚も持っておくと使い勝手がいい。ラーメンの残り汁を入れることもできる。(その辺に捨てないように) |
アウトドア座布団 | 折りたたみ式のアウトドア座布団。これ1枚でどこにでも座れるようになります。 ザックの背中側に入れておくと背負った時のゴツゴツ感がなくなり快適。 |
【子供用の道具】
種類 | 内容 |
ザック | 自分の上着と水をいれて持たせると喜びます。 |
シューズ | 裏がゴツゴツしているスニーカーならば何でもOK。 |
雨具 | ポンチョがおすすめ。ザックごとかぶる事ができ、足ものがスースーして蒸れない。 |
ヘッドライト | 大人用と同様人数分必要。 |
絶対に必要なものは上記のものです。
これだけ揃えれば登山を始めることができます!
さらに快適で、雰囲気の出る登山になりますよ!
あったら便利な登山道具 リスト
あったら便利な道具はたくさんあります。どれも便利な道具たちです。
参考になれば幸いです。
種類 | 内容 |
トレッキングポール | 2本あると子供と大人で1本ずつ使えたりして便利。特にくだり坂で有効。 |
バーナー | 登山により深みを味わう為の道具。コーヒーを入れたり調理したりするのに必須。 こちらの記事でレビュー |
クッカー(調理器具) | 登山により深みを味わうための道具。お湯を沸かす、パスタを茹でるなど1人向けのクッカー。中にガス缶とバーナーが入る。 こちらの記事でレビュー |
マグカップ | 1つ持っておくといろいろ使えて便利。直火OKのものもある。 |
スタッフバック | 着替え・クッカー・食糧など分けてパッキングしておくと良い。色分けして覚えておくと楽になります。 特に濡らしたくないものを入れておく。 |
ナルゲンボトル | 水を入れるのではなく 行動食を入れると食べやすい。 柿ピー・ミックスナッツ・ドライフルーツをまとめて入れておくとバランスよく栄養補給できる。 実は100均でも似たようなのがあるという噂。 |
ハイドレーション | ザックの背面側に薄いポケットがあり、そこに入れてチューブで水を補給する。 ペットボトルと違い取り出しする必要がないので使い勝手が良い。 |
水筒 | 手っ取り早くコーヒー飲みたい人におすすめ。あらかじめお湯を入れておけばすぐにコーヒーが飲めます。 |
LEDランタン | 車中泊する時におすすめ。キャンプでも使える便利な製品です。 |
チェストバック | 一つあるとスマホ、モバイルバッテリー、地図などなんでも入るので便利 |
アタックザック | 槍ヶ岳など山頂直下までメインザックで登り、山頂へアタックする際に利用します。 |
スコップ | お子様と一緒だと必要になるかも(^_^;) 小さい園芸用のものが良いです。 |
山でごはんを楽しむための道具(調理器具)
登山により深みを求める場合は、山でご飯を作ってみるのはいかがでしょう?
僕も子供たちと一緒に登山する中で、お湯を沸かしてミニラーメンを作ったり、ココアを入れたりするだけですごくいい思い出を作ってます。
本格的に調理してご飯を作ったりするのはハードル高いですが、お湯を沸かしてインスタントコーヒーを入れたり、カップラーメンを作ったりするのはそこまで大変じゃないです。
こんな感じで楽しい登山に思い出が追加されます!
こんなひと時を楽しんでみませんか?
登山の調理器具を一覧表にまとめました。
ガスバーナー | 登山の場合コンパクトに収まる一体型のガスバーナーがおすすめです。 こちらの記事でレビュー |
ガス缶 | 登山の場合は基本的にはOD缶(アウトドア缶)です。コンパクトで火力も強い。 クッカーの中に入るものがいいですね。 |
クッカー | 鍋やフライパンになるものです。これがないと料理ができません。 |
ナイフ | 食材を切ったり、非常時に役立つことも。 すこし大きいですがハサミでもいいかもしれません。 |
カトラリー | スプーンやフォーク、はしです。 |
ガストーチ(ライター) | 必らず持っていく持ち物リストでの載せてます。 標高の高い山ではガスバーナーについている点火スイッチが利きません。そのためガストーチを使って火をおこします。 また非常時にも役に立つので1つ入れておきましょう。 |
軍手 | クッカーを直火で熱するので熱くなります。軍手があると安心です。 |
テント泊するために必要な道具
テントで宿泊ってなかなか普段の生活ではないことですよね?
登山用のテントはキャンプ用のものとは違い、必要最小限の大きさで重量をいかに軽くするかが求められています。
ですので非常に小さく、まるで秘密基地のような空間です。
テント | 登山用のテントにしましょう!非常に軽く2kgを切るものがあります。 親子で行く場合は2人用のテントが必要。 大人2人が入れる大きさなので、お子さんとなら快適な空間になりそうです。 ただし、自分の体力と相談すること。 重くて歩けなくなってしまうかもしれません。 |
シュラフ(寝袋) | ダウンシュラフにしましょう。高価な物ですがコンパクトで軽く、しかも暖かいです。 3000m級の山の夜は、真夏でもめちゃくちゃ冷えます。 |
シュラフカバー | ダウンシュラフを使用するなら使ったほうがいいです。保温力も高まります。 |
マット | ほとんどの人はザックに外付するタイプを使用しています。ザックの横に取り付けると思わぬところで引っかかってしまうかもしれませんので、背面に取り付けましょう。 空気を入れて膨らませるタイプもあります。 |
グランドシート | テントの下に敷くシートです。テントの損傷を防ぐことももちろんですが、下からの湿気も防いでくれます。 |
サンダル | テント場で行動するときサンダルがあるとすごく楽に行動できる。 |
登山におけるテント泊で一番大切なことは、いかに平坦なところを確保できるかだと思います。
すごくゴツゴツしているテント場もあります。
人気のシーズンはテント場は直ぐに埋まってしまう傾向があるので、早め早めの行動を心がけましょう。
【登山持ち物リスト】まとめ
絶対に必須な道具と、あったら便利な道具をリストにして紹介してきました。
必須のものは揃えなければいけませんが、あったら便利なものはご自身の登山スタイルに合わせていけばいいと思います。
何度か登山してみて、これがあったら便利かなと思った時に揃えてみましょう。
楽しい登山ができますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m