こんにちは!親子で登山を楽しんでいる「はちひろ」です!
道に迷わないようにするのが一番なのですが、道に迷ってしまった時どうすればいいのか知っておきたいですよね!
聞いたことがあるかもしれませんが、一番やってはいけない行動が「下に降りていく」こと。
下に向かえば下山できると思い、下へ下へ行ってしまう人がいます。
ほとんどの場合が途中で進むことができなくなり、遭難という事態に陥ってしまいます。
そこで本記事では、「山歩き中に道に迷った場合どうすればいいか」について書いていこうと思います。
本記事を読むと以下のことがわかります。
道迷いに関するデータ
道に迷った時の対処方法
お子さんとはぐれてしまったらどうする?
道に迷わない・子供とはぐれないための予防策
親子登山の始め方について書いてます↓
道迷いに関するデータ
登山中の事故に関するデータです。
警察庁生活安全局生活安全企画課が発表している平成30年における山岳遭難の概況データから引用させていただきます。
平成30年(2018年)
山岳遭難 | 2661件 |
遭難者 | 3129人 |
死者行方不明者 | 342人 |
負傷者 | 1201人 |
無事救助 | 1586人 |
目的:登山 | 74% |
目的:山菜取り | 12.3% |
態様:道迷い | 37.9% |
態様:滑落 | 17.9% |
態様:転倒 | 15.0% |
となっており、圧倒的に道迷いが多いことがわかりますね。
さらに、標高の低い山でも道迷いのケースが多いというデータもあります。
勘違いしがちなのですが、
標高の低い山=簡単に登れる“ではない”
ということです。
気をつけましょうね。
次の2枚の写真を見てください。
このように標高の低い山は登山道が不明瞭なケースが多々あります。
いかがですか?
もしご自身がこの状況に陥ってしまったらどうします?
想像するだけでも怖くなってしまうのではないでしょうか?
僕も怖い思いをしました。
道に迷ったときの記事はこちらです。
道に迷ったときの対象方法
3つだけ覚えておいてください。
実際道に迷うとパニックになってしまうかもしれません。
冷静に行動できないかもしれませんが、この3つだけ覚えておけば役に立つかもしれません。
まず地図で現在地を確認する(最重要)
わかるところまで戻る(最重要)
最悪の場合じっとしている(最重要)
地図で現在地を確認しよう!
自分はどこにいるのか
登山道からどれだけ外れてしまったのか
どこで間違ってしまったのか
戻ることはできるのか
ここを確認しましょう。
わかるところまで戻る
わかるところまで戻りましょう!
こっち行った方がショートカットになるな。
こんな甘い考えはやめましょう!(こちらの記事参照)
もと来た道に戻る。これがベストな選択です。
あそこまで戻るのは大変!
大変でも戻りましょう。
迷ってすぐの場合、自分の踏み跡が残っているかもしれません。
慎重に地図を確認して戻りましょうね。
くれぐれもショートカットしてはいけませんよ。
最悪の場合はじっとしている
どうにも戻れそうにない場合はその場でじっとしていましょう。
連絡ができそうなら(電波が届いているなら)家族や警察に電話するのが一番です。
その際にGPSが示しているところを伝えることができるならばなお良いです。
ちょっとした段差と思って足が届かないところに「よいしょ」と下りてしまうともう登ることができないかもしれません。
これだけは絶対にしないようにしてくださいね。
お子さんとはぐれてしまった時はどうする?
はぐれないように手を繋いでおくのがベストですが、もしもはぐれてしまった場合に備えておく必要があります。
GPSを持たせる
ココヘリをもたせる
通信手段を持っておく
使い方を教えておく
歩かずじっとするように教えておく
お子さんとはぐれてしまうのは最悪の事態です。
私は一度もドキッとしたこともありません。
しかし一人でどんどん進んで行ってしまうお子様の場合は注意が必要です。
子供の行動は親の責任と自覚して注意深く行動しましょう。
親子登山【道に迷った時にとるべき行動】ダメな行動と一緒に解説まとめ
自身が道に迷った時、お子さんとはぐれてしまった時どうすればいいかについて書きました。
道迷いの危険性が伝わりましたでしょうか?
まとめますと
山岳事故の37%以上が道迷い
道に迷ったら
現在地を把握する
わかるところまで戻る
最悪の場合じっとする
お子さんとはぐれてないように手を繋ぐ
GPS機器を持たせておく
となりました。
とにかく最悪の事態にならないように予防することが重要です。
常に自分の位置を把握しつつ、お子さんと楽しくお喋りしながら登山しましょうね。
目を離してはいけません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m