初心者ですが、子供と一緒に登山を始めたい。
親子登山に必要なもちもの、服装や親子で登山する魅力やおすすめの山などが知りたい。
登山するにあたって必要なことを順番に教えてほしい。
このような疑問に丁寧にお答えします。
はじめまして!親子で登山を楽しんでいる「はちひろ(@hatihiro1603)」と申します。
私の登山歴を紹介しておきますと、
2015年から登山を始めて5年目
何度も子供達を連れて登山している
槍ヶ岳や蝶ヶ岳など北アルプスの山も登頂済み
(ソロ登山)
本ブログはこれから親子登山を始めてみたいと思った方にむけて書いてます。
記事をSTEPごとに順番にまとめてみました。
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STEP0・親子登山はじめる前に知っておこう!
親子登山をはじめる前に知っておくことがいくつかあります。
子どもや自分の体力について知っておこう
登山の心得やマナーについて知っておこう
山のアクシデントについて知っておこう
保険について知っておこう
はじめはツアーなども利用しよう!
以下で1つずつ説明します。
STEP0・まず親子登山の魅力を知ってほしい
親子登山にはたくさんの魅力があります。
いい思い出がたくさん作れる
コミュニケーションがたくさんとれる
季節ごとの景色を堪能できる
子供も少々のことではくじけなくなる
そこまでお金をかけず冒険ができる
めちゃくちゃいい景色が見れる
満天の星空が見れる
たくさんありすぎるのでこのくらいにしておきます。
楽しい思い出、キツかった思い出と両方できると思いますが、終わってみれば全部いい思い出になります。
でもホントに楽しかった!
登山中だけじゃないですよ?何年たっても
みたいな会話があるわけですよ!
どうですか?
自分のお子さんと一緒に登山したくならないですか?
親子登山の魅力、くわしくは「親子登山の魅力とは?子供と一緒に登山しよう」で紹介しています。
子供や自分の体力を知っておこう!
お子さんの体力を知らずに登り始めると、大変な思いをする可能性があります。
お子さんが急に動かなくなる時ってないですか?
例えばちょっと疲れただけで座り込んでしまうような。
割とあるあるなんですが、
初めは楽しいからどんどん行っちゃうんですが、いつまでも頂上につかなかったり、景色が変わらなかったりすると急に座り込みます。
こうならないためにも日ごろからお父さんお母さんが、どのくらい歩けるのかしっかり見ておかないといけないんです。
さらに登山中もどんどん行ってしまうのを制御しないといけない場合もあります。
普段からどのくらい動ける(歩ける)のか。
実際に登った場合、どんどん行ってしまうタイプなのか。
ここは把握しておきましょう。
そしてお子さんの歩けるレベルに合った山に行くようにしましょう!
山の選び方はSTEP2で詳しく説明しています。
登山の心得やマナーについて知っておこう
登山のマナーについて知っておきましょう!
挨拶、ごみの問題、登りと下りですれ違う時、山小屋でのマナーなどいろいろなものがあります。
やはりまず挨拶ですね。
とりあえず挨拶さえできていれば大丈夫です。
人見知りだった自分の子が積極的に挨拶するのようになると「成長」を感じることができます。
ちょっとウルっとくる瞬間ですよ!
また、ごみは持ち帰るようにしましょうね。
カップラーメンを食べて、汁を捨てたりしないようにしましょう。
山のアクシデントについて知っておこう
山でのアクシデントについても知っておきましょうね。
自然が相手ですので危険をともなうこともあります。
初心者のうちからあえて危険なところに行くことはないと思いますが、思わぬところでアクシデントがあったりします。
その経験から子供たちと行く前には必ず下見の登山に行くことにしています。
その時の話をくわしく書いてみました↓
他にもいろんなアクシデントが起こりえます。
お子さんが迷子になったら大変ですよね?
迷子にならないようにしましょう。
具体的には「手をつないで行動する」のが一番です。
ですから1人の大人が連れていける子供の人数は最大2人までかな、と思います。
(小学校2年生までの場合)
もし迷子になってしまったらやみくもに探しに行ってはいけません。
すぐに警察に連絡してください。
登山道以外の山道は危険です!
気が付いたら右を見ても左を見ても全く同じ景色になります!
なので歩き回ったりしてはいけません。
親子登山【道に迷った時に取るべき行動】ダメな行動とともに解説で詳しく書いてます。
山岳保険について知っておこう!
山岳保険というものがあります。
万が一のために山岳保険に入っておくと安心です。
日帰りなのか泊りなのか、どのルートを歩くのか、自分の荷物にも保険をかけるのか、遭難した時はどうなるのか、などいろいろな種類があります。
ハイキング程度で山岳保険をかける必要はありませんが、登山する場合かけてもいいのではないかと思います。
毎週のように登山するようになったら1年間有効の保険に入るのもいいかもしれません。
それまでの間は1回限りの掛け捨てで十分です。
槍ヶ岳や蝶ヶ岳など北アルプスをひとりで登る際に保険を利用しました。
現役登山家が教える【山岳保険おすすめ12選】コスパよく安全な保険をまとめましたで詳しく書いています。
おすすめはモンベル 野遊び保険です。
はじめはツアーなども利用しよう!
登山初心者がいきなり一人で登るのはちょっと怖い・・・。
そういう気持ちよくわかります。
私は知り合いに経験者がいたため助かりましたが、一人で行くのはちょっと不安というかたも多いでしょう。
有名なのは「クラブツーリズム」です。
はじめて山に登る人も多く、そこで仲間を作ることもできます。
いまはSNSがここまで発達してますから、遠方の人でも知り合いになってしまえばいくらでも連絡を取ることも可能です。
ツアーを利用して自分の経験値を上げ、そこで見た絶景をいつか自分の子供と一緒に見てみたい!という目標にもつながることでしょう!
ツアーの利用というのも検討してみてはいかがでしょうか?
STEP1・親子登山はじめての山選び
初めて登る山をどうやって選べばいいかわからない。
どういう山から登るべきか。
おすすめの山はありますか?
などなどこんな疑問を持ってませんか?
ここでは
山選びの基準
おすすめの山
について書いていきます。
山選びの基準を決めてみよう!
山選びの基準としては
有名かどうか
景色がいいか
標高差は何mか
歩く時間は
家から近いか
などたくさんの基準があります。
ガイドブックなど参考にしながらブログ検索などしてみてもいいと思います。
ネットで
登山 初心者 ○○地方
で調べただけですと、かなり危険です。
大人向けの初心者コースだったり、割と切り立った崖を歩かなければいけなかったり
ありますので、気を付けてください。
山の選び方について【子連れ登山】超初心者向け親子で登る山の選び方で詳しく書いてます。
超初心者向けのおすすめの山
関東地方にお住まいの方には【筑波山】がおすすめ!
標高こそ高くないですが、関東平野に「デン!」とそびえ立つ山で、周りが平野だから景色最高です!
ロープウェイやケーブルカーがあり、山頂駅まで10分かからず登れちゃいますw
そこから20〜30分で頂上まで行けちゃうので、初心者にはもってこいですよ!
もちろんロープウェイなど使わずに歩いて登ることも可能です!
東海地方にお住まいの方(特に名古屋)は、超初心者向けのおすすめの山があります。
猿投山
東谷山
東山動植物園1万歩コース
この3つは全然危険がない、超初心者向けのコースです。
登山というよりハイキングといったほうがいいかもしれませんが、はじめてお子さんを連れていくにはちょうどいい山だと思います。
STEP2・登山計画の立て方・準備の方法
登る山が決まったらきちんと計画を立てましょう。
しっかり登山届も書きましょうね。
登山計画を立てるにも順番があります。
登る山の地図を手に入れる
(GPSアプリがおすすめ)
計画を立てる
(登山届も書く)
前日に準備をする
山によってはポストがないところもたくさんありますが、
いまはWEB上やアプリでできますから安心してください。
登山計画がない行き当たりばったりだと何が起こるかわかりません。
自然が相手です。
低い山でも道に迷うことは多々あります。
しっかり計画を立てましょう!
登山地図を手に入れる(アプリがおすすめ)
登る山を決めたら地図を手に入れます。
ガイドブックで決めた場合なら付属しているかもしれません。
しかし、ここはGPSアプリを手に入れたほうが確実です。
ガイドブックの地図などは網羅されている山が少なすぎます。
有名な山(100名山など)は載ってますが、地元の山は載ってません。
GPSアプリの場合ほぼ全国の山が載っています。
まずアプリを手に入れましょう。
こちらの記事で主な登山地図アプリ4つを比較しました。GPSアプリは必須ですのでどれか1つはインストールしておいてください。
おすすめはYAMAPです!
計画の立て方
地図を手に入れたら計画に入ります。
家からの距離
駐車場情報
何時に自宅を出るか
何時から登るか
コースタイムは?
たくさんありますので、【登山初心者】必見!登山計画の立て方徹底解説【登山初心者】必見!登山計画の立て方徹底解説に詳しく書きました。
登山前日の準備
さあ、
登る山が決まる
地図・アプリを手に入れる
計画を立てる
が終わったら、いよいよ道具・服装の準備です。
どんなものを準備すればいいのでしょう?
当然、計画によって持っていくものは変わってきます。
しかし基本は同じですのでもちものリストを作っちゃいましょう!
ここ長くなってしまいますので別記事で紹介しますね。
印刷すればOKなもちものリストも載せますので参考にしてください。
登山前日の準備・もちものリストはこちら↓
<準備中ですm(_ _)m>
STEP3・親子登山の基本装備(服装・道具)について
親子登山の基本装備について書いていきますね。
基本装備とは
「登山するのに絶対必要な装備」
ですね。
【大人用の基本装備】はこちらで一式紹介しています!
【子供用の基本装備】はこちらで一式紹介しています!
親子登山の服装
登山用の服装があります。
基本的には素材がポリエステル100%のものを選べば問題ありません。
年々アウトドアメーカーが機能性を重視した服をラインナップしてきているので、最新のものを知っておくと、より快適に登山できるでしょう。
初心者向け【登山の服装】基本知識と定番ウェア初心者向け【登山の服装】基本知識と定番ウェアにくわしく書いてます
親子登山の道具について
いよいよ道具を揃えましょう!
絶対に必要な道具、あったら便利な道具とありますが「【登山の持ち物リスト】服装・道具|登山歴5年がまとめて紹介」で一覧表にして詳しくまとめています。
登山道具には「三種の神器」と呼ばれるものがあり、必須な道具です。
レインウェア
登山靴
ザック
の3つです。
必須道具はほかにもありますが、この3つは絶対に揃えなければなりません。
レインウェア
レインウェアは雨よけだけでなく風よけにもなります。
頂上など風が強いところで長時間休憩する時はレインウェアを羽織ると暖かいです。
ゴアテックスという防水透湿機能の付いているものがおすすめですが高価です。
はじめのうちはそこまで高価なものでなくてもいいと思います。
そのためにも下着はきちんとした登山用のものを購入される事をおすすめします!
登山靴
登山靴もさまざまな種類があります。
登る山によってどういった種類の登山靴が適切なのかかわります。
しかしいろんな山に登るために何足も登山靴を所持しておくというのは正直難しいですよね?
「【基礎知識】登山靴の種類や選び方」に詳しい選び方を載せておきます。
記事でも書いてますが、なかなか一発で自分に合った登山靴は見つからないと思います。
ザック
実は一番重要そうで、3種の神器(レインウェア・登山靴・ザック)のなかで一番後回しで良いのがザックです。
たくさんのメーカーからいろんな種類のものが出ています。
容量や機能性で決めることになると思いますが、大切なのは自分がどういう登山をするか。
日帰り登山を楽しみたいのに大容量のザックを購入しても意味がありません。
日帰りか、泊まりか、長い距離を歩くのか、などしっかり考えて購入しましょう!
初めは万能型のザックがいいと思います。
登山でより深みを味わうために持っていく装備
登山の思い出がより深いものになりますよ!
親子登山で大活躍【一体型登山用バーナーおすすめ5選】で登山中の調理につかえるバーナーをレビューしました。
実際に子連れで登った登山記録です
私が実際に子連れでいった山、将来のために1人で下見に行った山の登山記録です。
こちらを見てもらって子連れの親子登山はどういったものなのか知ってほしいと思います。
とにかく楽しく、良い思い出がたくさんできます!
こちらのページで過去の記録を紹介しています!
季節ごとのイベント情報もあります
春は桜、秋は紅葉など季節ごとのイベントがありますね。
ここでは季節ごとのおすすめ情報をとりまとめています。
秋:紅葉まつり情報
愛知県では
10月下旬が見ごろの茶臼山
11月中旬が見ごろの香嵐渓
12月上旬が見ごろの犬山寂光院
の紅葉祭りがあります。
それぞれ詳しい情報はこちら↓
【親子登山の始め方】まとめ
親子で登山を楽しむにしてもはじめは
いろいろ揃えなければならなかったり、
知識を勉強しなければいけなかったり
します。
その過程も含めて楽しんでもらえたらなあと思います。
きっとたくさんの楽しい思い出を作ることができ、親子ともに一生の宝物になるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m