よし、子供と登山しよう!
と決心したが、、、
どの山を登ればいいかわからない。
山の選び方教えてほしい。
はじめまして、「はちひろ」です。
本記事ではこのような疑問に答えます。
私の登山歴ですが、
2015年から登山をはじめた。
初めての登山に子供たちを連れて行った。
何度も一緒に登って楽しい思い出作っている。
自分一人で槍ヶ岳など3000m級登頂済み。
です。
本記事を読むと次のことがわかります。
登山における山選びの基準
初心者が登る山の選び方
親子登山の始め方をまとめてみました↓
登山における山選びの基準
いくつかあるのですが重要なのは次の3つです。
有名な山か?
標高差は何mか?
コースタイムは?
この3つさえ押さえておけばしっかりした登山計画が立てれるはずです。
それぞれ解説します。
山選びの基準1:有名な山か?
山選びの基準に
有名な山か?
という基準があります。
有名というと語弊があるかもしれませんが、要するに有名な山ほど登山道が明確になってます。
登山道が明確ですと、道迷いの可能性も下がります。
どういうことか解説します。
有名な山ほど人がたくさん来ます。
特に景色がいい山だとなおさらです。
有名な山の代表格は富士山ですね。
一番有名です。
ほかにも全国各地には100名山と呼ばれる山があります。
100名山は本当に有名で、遠くから見た山の形もカッコよく、超人気の山々です。
なので毎年シーズンになると多くの登山客でにぎわいます。
登山客が多いということは、それだけ需要があるので
登山道がきちんと整備されている。
登山道にトイレも設置されている。
山小屋もいくつか設置されている。
駐車場も整備されている。
などきちんと整備されているんですね。
きちんと整備されているとそれだけ安全・安心に歩くことができます。
こういった視点から初めて登る山を決めてみるのもいいかもしれません。
山選びの基準2:標高差は?
標高差とは、
登り始める位置(登山口など)の標高
頂上の標高
この差です。
たとえば
頂上が3000m
登山口が1000m
だと標高差2000m
これが標高差です。
この差が大きいほどきつくなります。
逆に100名山の「乗鞍岳」みたいに
頂上が3026m
畳平バスターミナルが2702m
の場合ですと、歩いて登るのは324mということになります。
その辺の低山よりも楽に登れてしまうということですね。
これはそこまでバスで登れるからです。
このように標高差が何mかを知っておくと、
高い山でもあまり疲れずに上ることができるということがわかります。
山選びの基準3:コースタイムは?
コースタイムとは登山地図に載っている時間ですね。
これは
休憩を含めず歩き続けた場合の時間
が表示されています。
実際は休憩しながら歩くのでコースタイム以上の時間がかかるということです。
これで歩く時間がある程度つかめます。
1時間半も歩けるのか?
このポイントは15分で行けるんだ
このように事前に情報を収集しておいてください。
コースタイムがわかるだけでどれだけ歩けば頂上につくのか把握できます。
山選びの基準4:ほかにもある?
ほかには
景色がよいか?
駐車場が広いか?
家から近いか?
トイレは整備されているか?
などたくさんあります。
すべてがマッチしているところはなかなかないと思いますので、どこかで区切りをつけて選ぶことになるでしょう。
それでは初心者が親子ではじめて登る山を選ぶときの選び方を解説していきたいと思います。
初心者が登る山の選び方
初心者の場合、つぎの4つで選べば問題ないでしょう。
家から近い
登山道がはっきりしている
たくさんの登山客がいる
ガイドブックに載っている
この4つです。
理由を解説します。
初めて登る山の選び方1:家から近い
家から近いは重要な要素です。
家から近いと
往復の料金が安い
山につくまでに体力を消耗しない
帰りも楽ちん
メリットたくさんです。
デメリットはほとんどないと思います。
現地までの高速料金、ガソリン代が安く済みます。
片道1時間以内ですと、全然疲れません。
登山には下山という要素もあります。
ようやく下山できても、そのあとの運転という問題もあります。
近いとあっという間に帰れますしね。
慣れてくれば少し遠くまで行ってもいいかなと思います。
初めて登る山の選び方2:登山道がはっきりしている
これは大切ですよ。
道がはっきりしてない時、迷ってしまう可能性がありますからね。
次の写真を見てください。
明確な登山道↓
よくわからない登山道↓
2枚の写真のようにはっきりと違いが出ます。
2枚目の写真でどんどん深みにはまると、本当に迷ってしまいますからね!
登山道がはっきりしているところを選ぶのがいいです。
つまり有名な山を選びましょう。
初めて登る山の選び方3:登山客がたくさんいる
登山客がたくさんいると登山道もはっきりします。
登山客と登山道の整備はほぼ比例します。
やはりお客さんが多いところはきちんと整備されていくんです。
トイレも多くなるし、駐車場も整備される。
さらに登山客が多いとしっかり道が踏み固まるので、
登山道が明確になりますし、多少雨が降っても道がしっかりしています。
写真のようにしっかり踏み固められています。
登山客が多い山を選ぶのは賢い選択です。
結論:初めて登る山はガイドブックで決める!
初めて登る山はガイドブックで決めましょう!
これが結論です。
長いこと書いてきましたがガイドブックに載っている山は間違いないです。
登山ガイドだけでなく、○○ウォーカーなど一般のお出かけ雑誌に載っているものもいいでしょうね。
一般のお出かけ雑誌に載っている山は登山というよりハイキングで載っていると思います。
なので難易度が高く表示されていることが多いです。
例えば僕が紹介しているおすすめの山の猿投山は
お出かけ雑誌に頻繁に載りますが、難易度高く表示されてます。
猿投山の紹介はこちら↓
ハイキング目的としては難易度高いよ。
こういう意味ですね。
このように決めてみるといいかもしれません。
- お出かけ雑誌を見る
- 難易度高いものをピックアップ
- 登山雑誌を見る
- 同じ山で難易度が低いか確認
- ネットで検索
- 個人ブログなどで調べる
この手順を踏むとほぼ大丈夫です。
お出かけ雑誌に載っている山で厳しいところはないと思います。
しかし安心できません。
必ず下見で一度は上っておいてください。
もちろん子供さんは連れて行かずに。
僕はこれで子供たちを怖い目に合わせてしまいました。
そのくだりは別記事で紹介します。
一度登っておけば安心して連れていくことができると思います。
親子で初めて登る山の選び方:まとめ
ここまで
山選びの基準
初めて登る山の選び方
を見てきました。
簡単にまとめます。
有名な山か
標高差はどれくらいか
コースタイムはどのくらいか
家から近いか
登山道は明確か
登山客は多いか
ガイドブックで決めましょう
以上です。
初めて登る山を選ぶ際は慎重になります。
慎重になりすぎて面倒くさくなって登るのをやめてしまう人もいます。
もったいないです。
本記事で山選びのお手伝いができればいいなと思っています。