こんにちは!キャンプ歴5年のはちひろです。
本記事はランドロックかエルフィールド、どっちのテントを買えばいいんだろう?と悩んでいる方に向けて書いてます。
それぞれの違いとどちらを選ぶべきなのか、についてしっかり解説しています。
キャンプをしていてこんな思いをしたことはありませんか?
- 立ったまま出入りできるっていいな
- テント内で食事しても広々してていいな
- 冬はストーブでぬくぬくっていいな
- 雨降ってても気にしないっていいな
2ルームテント欲しい!いつかは自分も買ってみたい!ずっと思ってました。
2ルームテントの王様と言えばスノーピークの【ランドロック】。
「いつかはランドロック・・・。」
なんて思いしたことありますよね?一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか。
そして2018年、革命が起きました。
ランドロックより少しグレードを落としたエントリーモデル、【エルフィールド】の登場です!
ランドロックの半額くらいのお値段で似たようなテントが手に入る。しかも高品質なスノーピーク製。
どちらにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではスノーピークのランドロックとエルフィールドについて徹底比較したいと思います。
値段、スペック、使い勝手、気になるところなど、徹底的に比較してますよ!この記事を読めばランドロックかエルフィールドで悩むこともなくなるはず!
本記事でわかること
- ランドロックとエルフィールドはどんなテントなのか
- ランドロックとエルフィールドの違い
- ランドロックとエルフィールドどっちを選べばいい?
- こんな人にはこっちがおすすめ!
5分くらいで読めますし、比較表と写真多めで徹底比較していますので参考になると思います。是非ご一読を!
【ランドロック・エルフィールド】2ルームテントってどんなテント?
ランドロックとエルフィールドは【スノーピーク】の2ルームテントです。
2ルームテントとはテント内に寝室とリビングがあるテントで、一般的にはこんな特徴があります。
- 広い
- 背が高い
- 価格も高い
2021年、ここ数年続いているキャンプブームはまだまだ右肩上がりです。
キャンプが一般的になるにつれて、2ルームテントをよく見かけるようになりました。
そんな2ルームテントの代表格【ランドロック】、そしてその弟分の【エルフィールド】とはどんなテントなのかそれぞれ見ていきましょう!!
ランドロック
<スペック表>
サイズ | 625×405×205(h)cm |
---|---|
重量 | 22kg(付属品含む) |
収納サイズ | キャリーバッグ/75×33×36(h)cm フレームケース/72×17×22(h)cm |
セット内容 | 本体、インナールーム、Aフレーム(×2)、Cフレーム(×2)、センターフレーム、リッジポール、ジュラルミンペグ(21cm×27)、自在付ロープ(1.5m×2、2.5m×4、3.5m×6)、シームグリップ剤、ペグケース、フレームキャリーバッグ、キャリーバッグ、コンプレッションベルト(×2) |
対応人数 | 6名 |
室内高 | 205cm |
フライ耐水圧 | ミニマム値:3,000mm(ルーフ部)、1,800mm(ウォール部) |
ボトム耐水圧 | ミニマム値:1,800mm |
UVカット加工 | ○ |
特徴 | 最も大型のサイジングでありながら、剛性の高いワークフレーム。不動の人気を誇る2ルームシェルターの名作。 |
仕様 | ● 材質:本体/150Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム(ルーフ部)・UVカット加工・テフロン撥水加工・150Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ウォール部)・UVカット加工・テフロン撥水加工・フレーム/A6061(φ19mm)、インナールーム/68Dポリエステルタフタ(ウォール)・210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ボトム) |
<特徴>
最も大型のサイジングでありながら、剛性の高いワークフレーム。不動の人気を誇る2ルームシェルターの名作。
<キャッチコピーなど>
風に強いフレームワークと快適な居住性により、オールシーズンでキャンプを楽しめ、
設営が一度で済むので、テントとタープを建てるのに比べて大幅な時間短縮が可能。悪天候時にも心強い、丈夫なフレームワークも魅力です。
ランドロックはリビング+ベッドルームをまとめた究極のスペースをフィールドに用意します。インナーテントには大人2人と子ども3人が余裕をもって寝る事ができます。またインナーテントを外して大人数に対応するリビングをレイアウトする使い方もおすすめです。
出典:スノーピーク公式
以下はスノーピーク公式サイトより抜粋しております。
大型パネルを跳ね上げて空間を拡張。
前後のパネルは、オプションのアップライトポールを使って跳ね上げることも可能。日差しや雨をよけながら、開放感のある快適な空間を創出します。
オプションでアップライトを使用すればパネルを跳ね上げることができ、よりワイドな空間を用意できます。
大人数を収容できるリビングスペースとしても活躍。
インナールームなしで、大人数に対応するシェルターとしても使用可能。グループキャンプなどのシーンで、にぎやかに食卓を囲むことができます。
リビングスペースに直結する出入り口を用意しています。
家族で寛げる十分な広さのリビングスペース。
インナールームをセットしても、リビングスペースは広々。余裕のあるレイアウトが可能です。
インナールームをセットしても余裕のレイアウトが可能です。
みなさんご存知のランドロックは名作中の名作、信頼と実績のある2ルームテントです!
買った後に後悔したという声はほとんど聞かれません。
(少なくとも私の周りで聞いたことありません)
高価格帯がネックではありますが、強風にも耐えることができ居住性も快適なテントです。
気になる人は一度チェックしてみましょう!
エントリー2ルーム エルフィールド
サイズ(全体) | 600x380x210(h)cm |
---|---|
重量 | 15.5kg |
収納サイズ | 83x30x34(h)cm |
セット内容 | 本体、インナールーム、ルーフシート、フレーム長(×1)、フレーム中(×2)、フレーム短(×1)、リッジポール(×1)、ジュラルミンペグ(21cm×22)、自在付ロープ(2.5m×8、1.5m×8)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース |
対応人数 | 4名 |
室内高 | 200cm |
フライ耐水圧 | ミニマム値:1,800mm(ルーフ部)、1,800mm(ウォール部) |
ボトム耐水圧 | ミニマム値:1,800mm |
UVカット加工 | ○ |
収納時画像 | <家に帰ってアップする> |
特徴 | エントリーキャンパーにとって必要十分なお求めやすい価格の2ルームシェルター。 |
仕様 | 本体/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、ルーフシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・撥水加工、マッドスカート/210Dポリエステルオックス・PUコーティング、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/A6061(φ16mm+φ14.5mm) |
<特徴>
エントリーキャンパーにとって必要十分なお求めやすい価格の2ルームシェルター。
新商品「エントリー2ルーム エルフィールド」を、
“初めてのシェルター”として
オススメしたい5つのポイント。
- 初めてでも設営しやすい
- 風を効率よく受け流す美しいデザイン
- 悪天候でも安心の頼もしさ
- グループでくつろげる大型シェルターとしても活躍
- ルーフシート、インナーテントを標準装備
Amazonレビューなどを参考にしてみても、圧倒的に「良いテント」の評価が多く、安心できますよね!
ランドロックと比べてみても遜色ないテントです。
2つのテントのわかりやすい比較については次の章を読んでみてください。
【ランドロック・エルフィールド】スペックで比較
ランドロックとエルフィールドをスペックで比較してみましょう!
ランドロック | 内容 | エルフィールド |
× | 価格 | ○ |
○ | デザイン | × |
○ | 広さ | × |
× | 重量 | ○ |
× | 必要ペグ数 | ○ |
○ | 機能性 | × |
× | 設営時間 | ○ |
○ | 真夏の涼しさ | × |
○ | 真冬の暖かさ | × |
よりわかりやすく比較するために、スペック表を並べてみました。
内容 | ランドロック | エルフィールド |
サイズ(全体) | 625×405×205(h)cm | 600x380x210(h)cm |
重量 | 22kg(付属品含む) | 15.5kg |
収納サイズ | キャリーバッグ/75×33×36(h)cm フレームケース/72×17×22(h)cm |
83x30x34(h)cm |
セット内容 | 本体、インナールーム、Aフレーム(×2)、Cフレーム(×2)、センターフレーム、リッジポール、ジュラルミンペグ(21cm×27)、自在付ロープ(1.5m×2、2.5m×4、3.5m×6)、シームグリップ剤、ペグケース、フレームキャリーバッグ、キャリーバッグ、コンプレッションベルト(×2) | 本体、インナールーム、ルーフシート、フレーム長(×1)、フレーム中(×2)、フレーム短(×1)、リッジポール(×1)、ジュラルミンペグ(21cm×22)、自在付ロープ(2.5m×8、1.5m×8)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース |
対応人数 | 6名 | 4名 |
室内高 | 205cm | 200cm |
フライ耐水圧 | ミニマム値:3,000mm(ルーフ部)、1,800mm(ウォール部) | ミニマム値:1,800mm(ルーフ部)、1,800mm(ウォール部) |
ボトム耐水圧 | ミニマム値:1,800mm | ミニマム値:1,800mm |
UVカット加工 | ○ | ○ |
特徴 | 最も大型のサイジングでありながら、剛性の高いワークフレーム。不動の人気を誇る2ルームシェルターの名作。 | エントリーキャンパーにとって必要十分なお求めやすい価格の2ルームシェルター。 |
大きさの違い
ランドロックとエルフィールドの大きさの違いを見てみましょう。
当然のようにランドロックの方が大きいのですが、ランドロックほどの大きさには届かずともエルフィールドも十分な大きさを誇ります。
- ランドロック:625×405×205(h)cm
- エルフィールド:600x380x210(h)cm
こちらの画像をご覧ください。大きさの違いが分かると思います。
大きさ的にもランドロックが大きいですが、重量的にもランドロックが22kg、エルフィールドが15.5kgとどちらも重いです。
m(_ _)m
ランドロックの方が2つに分かれているので持ち運びしやすいかもしれません。
機能性・使い勝手の違い
ランドロックとエルフィールドの機能性・使い勝手の違いです。
ランドロックの方が大きいので基本的には機能性も使い勝手もランドロックに軍配が上がりますが、価格差がネックです。
価格差ほどの機能性の差は感じられず、機能性使い勝手に関してはエルフィールドの方がコスパが良いという結論に達しました。
機能性・使い勝手の違いについて表にまとめました。
内容 | ランドロック | エルフィールド |
パネルの跳ね上げ | 前後パネルOK | 前パネルのみ |
寝室の形状 | ほぼ四角 | 台形 |
寝室の傾斜 | あまり傾斜なし | 傾斜がキツめ |
メッシュの数 | 左右4カ所 | 左右2カ所 |
サイドパネルの開閉 | 巻き上げる必要あり | 巻き上げる必要なし (ガバッと開けて留めておくことができる) |
スカートの有無 | 全周スカート有り | 一部のみスカート有り |
ルーフの違い | シールドルーフ (体感温度で3度ほど下がる、夏に強い) |
見た目はシールドルーフのようだが、フライシートと同じ素材 (体感温度あまり変わらない) |
UVカット加工 | あり | あり |
デザインの違い
スノーピークのテントの配色はめちゃくちゃカッコいいですよね。
個人的にはランドロックの方がカッコよく見えますが、みなさんはいかがでしょうか。
設営方法の違い
【ランドロック・エルフィールド】どっちがどんな人におすすめ?
ランドロックとエルフィールド、どっちを買えば失敗しないのでしょうか。
ランドロックがおすすめな方、エルフィールドがおすすめな方、に分けて書きました。
あくまでもランドロックかエルフィールドどちらにしようか迷っている方に向けておすすめしています。
こんな方にはランドロックの方がおすすめ
- 予算に余裕がある方
- 主に4人以上でキャンプする方
- 安心安全を最重視する方
こんな方にはエルフィールドの方がおすすめ
- 予算10万円以下で高スペックなテントが欲しい方
- 主に3人以下でキャンプする方
- 少しでも軽いほうがいい方
当サイトとしては、大多数の方におすすめできるのがエルフィールド、という結果になりました。
やはり価格差。これが大きかったです。
【ランドロック・エルフィールド】一番の違いは?
ランドロックとエルフィールド、一番の違いは【価格差】です。
- ランドロック→税込174,900円
- エルフィールド→税込87,800円
スペックや見た目に比べて大きすぎる【価格差】。
2倍の価格差ほどの差はあるのでしょうか?
はっきり言います、スペックや見た目に2倍も差がないです!!
広さ、高さ、素材、デザイン、丈夫さ、安心感。。。
どれをとってもエルフィールドはランドロックに比べて、、、いや他メーカーの2ルームテントと比べてもコストパフォーマンスに優れているテントです。
僕のように
- 主にファミキャン
- 冬キャンも楽しみたい
- 立って歩ける広いテントがいい
こんな方はエルフィールドで間違いなしです!
【ランドロック・エルフィールド】どこを見て決める?
ランドロックかエルフィールド、どこを見て決めましょうか。
僕が思うに、キャンプ歴が長くなるほどランドロックを買っておけばよかった、と思うことになるでしょう。
しかし「これからキャンプを始めようと思っている人」はエルフィールドを選ぶのが吉です。
価格差は2倍ありますが、スペック的には2倍の差はありません。
エルフィールドはエントリーモデルと位置付けられてますが、スペック的にエントリーモデルとは思えません。
- 広い
- 立って歩ける
- ストーブ使える
- 素材・ポールの太さも十分
- 丈夫で安心
これだけ揃った2ルームテントで8万円台で購入できるテントは他にないです。
事実、スノーピーク製品のテントで今最も売れているエントリーモデルのテントが【エルフィールド】です。
ランドロックとエルフィールド、どちらにしようか迷っている方は価格で決めてしまっても失敗しないと思います。
エルフィールドだけでなくスノーピークのテントはメルカリ等で高価格で売ることもできるので、まずはエルフィールドでお試ししてみても問題ないでしょう。
【徹底比較】ランドロックかエルフィールド|まとめ
ランドロックとエルフィールドの違いについて書いてきました。
ここでまとめます。
- ランドロックとエルフィールドではランドロックの方がスペックは高い
- しかしランドロックとエルフィールドで価格差が2倍もある
- 価格差ほどのスペック差は感じられない
- 予算が十分にある方はランドロックをおすすめ
- これからキャンプを始める方はエルフィールドがおすすめ
個人的に、僕がキャンプを始めたときにエルフィールドがなかったのが悔しいです(泣)
これからキャンプを始めるなら間違いなくエルフィールドを手に入れていることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。