本記事は4人家族でキャンプ用品をスノーピークで揃えたらどのくらいの初期費用がかかるか知りたい方に向けて書いてます。
これからキャンプ用品を揃えようと思っている方は参考になると思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。
高品質で有名なキャンプ用品ブランドのスノーピーク。
まだキャンプを始めていない人でも一度は聴いたことのあるブランド名ではないでしょうか。
先日当ブログにこのような質問がありました。
これからキャンプを始めようと思ってます。すべてスノーピークで揃えたらキャンプ用品の初期費用はどれくらいかかりますか?
その方にはササっと調べて返事をしたのですが、同じような疑問を持っている方も多いのではないかと思いました。
そこで本記事は【スノーピークでキャンプ用品を揃えるといくらかかるか】について深掘りして書いていきたいと思います。
結論から書きますと、、、
4人分すべてスノーピークで揃えると、68万円かかります!!
ちょっと衝撃的な結果でしたね(;^_^A
4人家族で全部スノーピークで揃えるとこんなにかかってしまうんですね!
内容は以下の通りです。
カテゴリ | 商品名 | 価格(税込) |
テント | エルフィールド | 94,050円 |
テント用マット | マットシートセット | ↑テントに含む |
タープ | なし | ― |
ペグハンマー | ペグハンマーPro.C | 8,470円 |
ペグ | ソリッドステーク30 6本セットx4 |
14,168円 |
寝袋 | オフトンワイドx4 | 96,800円 |
マット | キャンピングマット2.5wx4 | 123,200円 |
チェア | ローチェア30x4 | 88,000円 |
テーブル | エントリーIGTx2 | 47,300円 |
ランタン | ギガパワーBFランタン | 23,540円 |
ランタンスタンド | パイルドライバー | 7,150円 |
LEDランタン | たねほおずきx2 | 12,760円 |
焚き火台 | 焚火台スターターセットL | 33,990円 |
焚き火小物 | 火ばさみ | 2,640円 |
調理器具 | フィールドクッカーPro | 17,500円 |
調理器具 | クラッシックケトル1.8 | 13,200円 |
調理バーナー | HOME&CAMPバーナー | 13,750円 |
マグカップ | チタンシングルマグ300x4 | 12,760円 |
クーラーボックス | ハードロッククーラー40QT | 76,560円 |
合計 | 685,838円 |
(価格は2023年スノーピークカタログより)
(価格は変動することがあります)
いかがですか?分かってはいたけどやはり高いですね(;^_^A
キャンプ道具にこんなにお金かけられないよ、と考えているあなた!
安心してください。
こんな記事を書いておいてなんですが、全部スノーピークで揃える必要はありません。
スノーピークは高品質でかっこいいキャンプ道具ばかりですが、他のメーカーでもカッコ良くてお値打ちなものがあります。
本記事では同時に検討すべき他メーカーの商品もわかりやすく紹介してます。
10分くらいで読めるのでぜひご一読を!!
テント|エントリー2ルームエルフィールド
これからキャンプを始める方で4人家族の場合、イチオシにおすすめ出来るテントが【エントリー2ルームエルフィールド】です。
僕がキャンプ始めた時に発売していて欲しかった。それくらい今からキャンプを始める方に超イチオシ出来るんです。
おすすめポイント
- テント内は立って歩いても問題無い(高さ210cm)
- 初心者キャンパーにとって必要十分“以上”のスペック
- 季節を問わず自然の移り変わりを感じることができる
- 同サイズの2ルームテントのなかで手の届きやすい価格帯(税抜き8万円以下)
気になるところ
- 大きいため1人設営は大変(奥さんが来ない日は大変かも)
- 寝室側にスカートがない
- 吊り下げ式のインナーにペグダウン必要
初心者用モデルとしてスノーピークの本気を見れるスペックと価格帯。スノーピークにはランドロックという上位モデルもありますが、ほぼ同じ大きさで半額以下まで抑えているところに注目していただきたい。
春夏秋冬4シーズンキャンプを楽しみたい方、テント内で自由に動きたい方、窮屈な思いをしたくない方に、とってもおすすめです。
エルフィールドについてこちらの記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。
タープ|本記事では2ルームテントをチョイスしているのでタープは考えていません
本記事では2ルームテントのエルフィールドをチョイスしましたので、タープは選びませんでした。
2ルームテントを選ぶメリットの一つに「タープが必須ではない」という点が挙げられるんですね。お値段もなかなかなものですので今回は除外とさせていただきます。
もしタープを選ぶのであれば、ヘキサL一択!
ペグ関係|ペグハンマーProC・ソリッドステーク
スノーピークのペグハンマーProCは,キャンパーなら誰もが憧れる銅製のハンマーです。
打てば打つほどハンマーの頭の部分が変形していくのですがそれがまたカッコ良い。
打ち込む際の衝撃や音を軽減してくれるので手に負担がかかりにくくなってます。
ハンマーのヘッドは交換可能なので、交換しながら永久に使うことができますよ!
ヘッド部分の反対側はペグを引き抜く際に活躍してくれるので、まさにペグ専用ハンマーとなってます。
ちょっとしたベテランキャンパーはみんな持ってますね。
たたけば叩くほどヘッド部分がつぶれていきます。
ですので交換用のヘッドも載せておきますが、頭のつぶれたペグハンマーがカッコいいんですよねえ。
他社製品のペグハンマーはこちら
詳しい紹介記事はこちら
つぎはペグです。ソリッドステーク30。
ソリッドステーク(略してソリステ)の30cmでは短いかなと思う人もいるかもしれませんが、十分な長さです。
メインフレーム部分だけは45cmのソリッドステークのほうが安心かもしれません。
ソリッドステークは鍛造ペグなのでとにかく丈夫。
ペグを打ったことない人は想像しづらいかもしれませんが、地面の下には小石や岩のようなものがたくさん埋まってます。
テントに付属しているアルミペグやステンレスペグではあっという間に曲がってしまいます。
また地面にしっかり突き刺さるため、風にも強くなります。
ちょっとした強風でスポッとペグが抜けてしまったら大惨事ですからね!テントの足回りはしっかりしたものを準備しましょうね。
テント泊するのであれば鍛造ペグを用意しておきましょう。
他メーカーの鍛造ペグも紹介しておきます。
個人的には村の鍛冶屋さんのエリッゼステーク(通称エリステ)が黒以外のカラーもありおすすめです。ちょっと安いし。
価格を抑えるならアマゾンチョイスのペグもいいと思います。
寝袋|オフトンワイド
スノーピークの寝袋セパレートシュラフオフトンワイドですが、家族4人分を揃えるとものすごく金額がかかってしまいます。
4人分で9万円近くしてしまいます。
僕は展示してある同製品を触ったことがありますが、確かに寝心地がいいです。
分厚い生地で包み込んでくれる感覚、快眠できると思います。
しかしいかんせん高すぎます。
僕自身は寝袋にはお金をかけずにキャンプ道具を揃える初期費用を抑えました。
夏キャンプでは寝袋なんて暑すぎてほとんどかぶる事はないですし、冬のキャンプでは中にインナーシュラフというモコモコのシュラフを入れて二重にし、さらにホッカイロをペタペタ貼ることで暖をとりつつ快眠します。
工夫次第でいくらでもコストを下げることができますよ!
マット|キャンピングマット2.5w
このマットも高い!高すぎる!!
4人分揃えると10万以上いっちゃいます!!
しかし寝心地はさすが。
これだけ分厚いと地面の小石の感覚など感じることはないしょう。
予算が大丈夫なら購入もありでしょうが、僕は徹底的に初期費用を抑えることを最優先したためこちらのキャンピングマットを購入しました。
チェア|ローチェア30
スノーピークのチェアといえばこれ!というくらい超有名なローチェア30。
座面が低くゆったりと座れるロースタイルキャンプの王道チェアです。
僕は所有してないのですが、友人のローチェア30に実際に座らせてもらうと安いキャンピングチェアとは全然違う座り心地でびっくりです。
しかしここでもネックになってくるのは4人分購入するととんでもない額になってしまうということ。
ただしキャンプ中は椅子に座ってる時間が思ってるより長いので、少し無理してでも良いチェアを買うという選択肢は間違いではありません!
4人分は無理でも大人2人分はローチェア30にして、子供用はもう少しお値打ちなものにするのもありです。
他にも検討すべきチェアも紹介しておきますね。
テーブル|エントリーIGT
スノーピークのキッチンシステム、IGT(アイアングリルテーブル)について知らない方もいらっしゃると思いますのでここで簡単に紹介します。
スノーピークカタログを引用いたします。
アイアングリルテーブル(IGT)は、使う人それぞれの好みに応じてキッチンやダイニング、リビングを自由にレイアウトできるユニットシステム。
人数や調理スタイルなどに合わせてアルミフレームの枠の中にお好みのプロダクツをセットして完成します。
ここで引用したように、キャンパーそれぞれの家族人数、好み、スタイルは様々です。
色々なユニットを組み合わせることでお好みのキッチンが完成するというシステムになってます。
しかし理想のリビングを作るにはかなりユニットを買い足す必要があります。
かなりお金かかります。
とりあえずはエントリーIGTを2つ買っておいて、徐々に理想のかたちに近づけていくのが良いと思います。
他社製品でおすすめのテーブルはこちらです。
ランタン|ギガパワーBFランタン
スノーピークにはガソリンや灯油を使うランタンは用意されておらず、ガス缶を使うランタンと電池を使うLEDランタンのみ用意されています。
ガスランタンで一番パワーのあるギガパワーBFランタンを紹介しましたが、他に2つのガスランタンもラインナップされてますので紹介しておきます。
ランタンといえばコールマンからラインナップされているガソリンランタンが有名ですよね。
めちゃくちゃ明るいし「キャンプしてる!」って感じも最高です。
しかしガソリンと火を扱うので多少の危険と片付けの手間が生じます。
(ニオイも気になるところ)
手軽に扱えるガスランタンも所有しておくといいと思いますよ!
ランタンスタンド|パイルドライバー
重いハンマーやペグ抜き器を使用しなくても、軽くて簡単にペグを打ち込むことができます。この理由は、高い打撃力を発揮することができるからです。ペグを地面に打ち込む際には、通常のハンマーでは力不足になりがちですが、スノーピークパイルドライバーならば、軽い力でもペグをしっかりと固定することができます。
軽量でコンパクトなため、持ち運びが非常に便利です。また、特別な収納袋も付属しているため、収納時にはかさばらず、持ち運びや収納もしやすいです。
高品質な素材を使用しており、耐久性が非常に高いです。また、丈夫なハンドルやシャフトにより、力を加えた際にも壊れにくく、長期間使用することができます。
LEDランタン|たねほおずき
LEDランタンの「たねほおずき」です。
マグネットでピタッと止めることができるので、いろんなところに手軽に装着可能です。
可愛らしい大きさで写真映えも完璧です!
LEDランタンといえばジェントスが有名ですので一緒に紹介しておきます。
焚火台|焚火台スターターセットL
「キャンプ=焚き火」、という方もいらっしゃるくらいキャンプと焚き火は切っても切れない仲です。
焚火を思う存分楽しむには焚き火台は必須です!
スノーピークの焚き火台は他メーカーのものと違って分厚い鉄板を使っているので焚き火の温度が高いんです。
しかも丈夫なので何度焚火しても全然変形しません。
めちゃくちゃ重たいですが・・・。
焚火台スターターセットは焚火する為に必要なものがついてます。
専用の収納ケースも付いてます!
スノーピークの焚き火台は高品質で一生使えるので購入して損はないと思います。
Lサイズをおすすめしているのは、薪が大きくてもそのまま入るからです。
キャンプ場によっては薪が大きいまま売ってるところもあります。
それを細かく割っていくのが結構大変だったりするんです。
他に皆さんが使われてる人気の焚き火台も紹介しておきます。
調理器具|クッカー・バーナー
調理器具やバーナーはきちんとしたものを購入するのが良いと思います。
火を取り扱いますし、下手な調理器具だとすぐに変形してしまうかもしれません。
とはいえスノーピークで揃える必要はなく、気に入ったもの購入するのがいいと思います。
他メーカーのもので人気のあるものを載せておきます。
クーラーボックス|ハードロッククーラー40QT
クーラーボックスも重要です。
わたし安いクーラーボックス(5000円以下)のものを使ってますが、中の氷が一瞬で溶けます。
その日の夜には常温に戻ってると考えてもいいかもしれません。
下手なクーラーボックスを買うくらいならお魚屋さんに発泡スチロールの入れ物もらって、その中に氷を入れたほうが余程マシです。
スノーピークのクーラーボックスもなかなかのお値段しますよね。
しかし性能の良いクーラーボックス(魚釣りでもつかわれるようなもの)はやはりなかなかのお値段します。
やはり性能と価格は連動しているようです。
安いクーラーボックスは気休めにしかならないかもしれませんが、私が使ってるキャプテンスタッグのクーラーボックスも紹介しておきます。
全部スノーピークで揃えてみた|まとめ
きちんとまとめてみましたがホントに目玉が飛び出るような価格ですね。
しかしもちろん性能は抜群!
本文中でも触れましたが全部スノーピークで揃える必要は全くないです。自分の気に入ったキャンプ道具を使うのが一番いいですよね。
私自身は最初に買ったものがアメニティドームMだったんです。
その後いろんなテントを購入して売ってを繰り返し、結局いま愛用してるのはアメニティドームです(笑)
やはりスノーピーク製だけあって長年使用しても変形も破れもないんです。
あまり買い換えないようなもの(テントやタープ、マットなど)こそスノピ製品にしてみるのもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
出来ればほかの記事も読んでいただけると幸いです。