こんにちは、キャンプ歴5年、通算テント所有数10幕以上のはちひろ(@hatihirocamp)です!
本記事はポリコットン素材のワンポールテント「サーカスTCDX」について知りたい方に向けて、実際に所有している私が使い勝手やサイズ感、人気の秘訣などをレビューする内容となっています。
サーカスTCDXで実際にキャンプして感じたことを先にまとめておきます。
テント選びに悩んでいる全キャンパーたちよ、「サーカスTCDX」を買えば間違いありません!実際に所有して使ってみて「サーカスTCDX」の良さが身に沁みて分かりました。
こんな人は要チェック
- ソロキャンメインな人
- いずれはソロキャンしたい人
- 普段はファミリー、たまにソロキャンな人
- ファミリーで行くとしても3人以下な人
- 冬キャンプも楽しみたい人
- テント選びで失敗したくない人
- 少年だった頃の心を取り戻したい人
この条件に当てはまる人にピッタリなテントです!
↓カラーバリエーションで2種類あります。すぐに売り切れてしまうので価格が高騰している場合がありますが、定期的に入荷されて定価で販売されるのでチェックしておきましょう!
2020年の流行語に「ソロキャンプ」がノミネートされましたね。
世間でもソロキャンプという言葉が浸透しているようです。
サーカスTCDXはそんなソロキャンプも抜群に楽しめる絶妙なサイズ、設営がお手軽一人でも簡単、ポリコットン素材で冬キャンプにもピッタリ、しかもお手頃価格で手に入れやすい!至れり尽くせりの大人気テントなんです。
どこのキャンプ場に行ってもサーカスTC・サーカスTC・サーカスTC、、、というくらいサーカスだらけで大人気な状況ですが、みんなに選ばれるには「理由」(わけ)がありました。
- 絶妙な広さ(ソロキャン、ファミキャン両方いける)
- 3万円~4万円の価格帯(お手頃)
- ポリコットン素材(特に冬キャンに真価を発揮)
- ワンポールテント(見栄え良し、インスタ映えばっちり)
いやむしろソロキャンでしっかり使いたい。
そこで本記事ではサーカスTCDXについて
- サーカスTCDXのスペック
- サーカスTCDXの特徴
- サーカスTCDXの使い勝手
- サーカスTCDXの気になるところ
- サーカスTCDXの設営バリエーション
- サーカスTCDXが冬キャンに適している理由
- どうしてサーカスTCDXは人気があるのか
- 他のテントとの違いは何なのか
- 似たようなテントはないのか
の点についてしっかりと考察し、サーカスTCDXを購入しようか迷っている方に向けてレビューしていきたいと思います!
サーカスTCDXは超人気のテントなのでAmazonで品切れしていることがあります。
Amazonで購入する際は「WILD1オンラインストア」が出品しているものを購入してください。
(他の出品者から購入する際は定価より高い場合がありますのでしっかりと確認してください)
サーカスTCDXのスペック|一覧表で分かりやすく紹介
テンマクデザインから発売されているポリコットン素材のワンポールテント「サーカスTC」には
- サーカスTC
- サーカスTCDX<本記事>
の2種類があります。
本記事ではサーカスTCDXに焦点を当てて紹介しています。
サーカスTCとDXのスペックです。せっかくなので並べて比較しております。
項目 | サーカスTC | サーカスTC DX<本記事> |
本体 | コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み ポリエステル65%コットン35% |
同じ |
裾部(スカート) | ポリエステル | 同じ |
ポール | スチール製5本継ぎ(φ32mm/280cm) | スチール製5本継ぎ(φ32mm×2,800mm) スチール製3本継ぎ(φ22mm×2,000mm) |
収納袋 | ポリエステルオックス | 同じ |
収納サイズ | 630×270×270(高)mm | 同じ |
組み立てサイズ | 4200×4200×(H)2800mm | 4,200×4,420×2,800(高)mm |
重量 | 10.8kg | 12.3kg |
付属品 | ポール、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋 | ポール2本、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋 |
原産国 | ベトナム | 同じ |
いつも家族と一緒にキャンプしてるけど、たまにはソロでキャンプしたい!そんな思いに応えてくれます。
通常版サーカスTCはこちらです↓
サーカスTCDX特徴|簡単にまとめました
- 設営簡単なワンポールテント
- ソロでもファミリー(3人以下)でも快適なサイズ
- TC素材(ポリコットン素材)で通気性良し
- 雨でも大丈夫!サイドフラップで吹き込み防御
- 重量は12.3㎏と少々重い
- 全周にわたってスカートが装備されている
(冬のすきま風入りにくい) - 冬キャンにこそ真価が発揮される
設営簡単なワンポールテントです
詳しくは「使い勝手」の項目で後述していますが、とにかく設営が簡単なワンポールテントです。
メインポール(テントの真ん中のポール)の位置を決めたら「専用のガイド」を使うことでペグを打つ位置が全部わかってしまうという。
こんなの初めてです!
- テントの中心を決める(ポールの位置決め)
- ガイドを使ってペグを打つ位置を決める
- 周囲をペグダウン(ペグを打つこと)する
- ゴソゴソッと生地の中に潜り込みポールを立ち上げる
- 設営完了!
こんな感じでテントの設営が出来ちゃいますよ♪お手軽簡単!
ソロでもファミリー(3人以下)でも快適なサイズ
3人以下なら快適に過ごせるテントです。
絶妙なサイズ感で、ソロ(1人)でも広すぎず快適に過ごせるサイズなんです。
- いつもは子供たちとキャンプをしてるけどたまには1人でゆっくりとキャンプしたい
- 将来的にはソロキャンプがメインになりそう
- もとからソロキャンプで使う予定
こんな想いに応えてくれます!
うちは子供を連れて父子キャンプすることも多いのですが、子供2人連れて行っても快適に過ごせました♪
TC素材(ポリコットン素材)で通気性良し
ポリコットン素材のテントの特徴は次の3つです。
- 通気性が良く結露しにくい
- 通気性が良いのでテント内でストーブを使用できる(自己責任)
- ナイロン素材のテントよりも火事になりにくい
あくまでもテント内でのストーブの使用は自己責任でお願いします。とくに雨の日などはテントの通気性は悪くなってしまうので注意が必要です。
ただしポリコットン素材のテントにも弱点はありますよ。
- テントが重い
- 雨に弱い
- 完全乾燥させないとカビやすい
このように大人気のテントにも弱点はあるのですが、それを補って余りある使い勝手の良さ!お手頃価格!といったメリットのほうが大きいのでみなさん選ばれるんですねえ。
重量は12.3㎏と少々重い
ずしっと重いですね、さすがポリコットン生地です。
しかしノルディスクのコットン素材のテントは30㎏くらいあるものもありますので、それに比べれば軽いもの。
(そのテントは背中に背負う感じで持ち運びます)
車を横付けできるフリーサイトで使用するのが望ましいかなと思います。
全周にわたってスカートが装備されている
サーカスTCDXは五角形の形をしていますが、全周にわたってスカートが装備されています。
僕はこれまでの冬キャンプで、スカートが全くないアメニティドームをメインに使用していましたが、やはりスカートがあるほうが圧倒的に暖かいです。
→「アメニティ―ドームで冬キャンプ」の記事はコチラ
どんなキャンプ初心者の方でも最終的に冬キャンプにハマっていきます。
(はちひろ調べ)
冬キャンプも意識するなら断然スカートが付いているテントを選びましょう!
冬キャンにこそ最大限の力が発揮される
サーカスTCDXは冬キャンプにこそ真価を発揮します。
- ポリコットン素材
- ワンポールテント(とんがりテント)
- スカート標準装備
と三拍子そろってます。
これはテント内でストーブを使うのに非常に適している条件です。
(テント内のストーブ使用は自己責任でお願いします)
石油ストーブはもちろん、薪ストーブを中で使っているキャンパーさんも多いです。
僕が所有しているのはキャンパーさんに一番選ばれている石油ストーブ、「アルパカストーブ」ですが、テント内で使ったらめちゃくちゃ暖かい!
大きすぎない絶妙なサイズのテントなのですぐにあったまります。
こういった点を見ても冬キャンに適していることが分かりますね!
テンマクデザインというアウトドアメーカーから2016年にサーカスTCが発売されました。
設営が超簡単、お手頃価格で手に入れることができるTC素材(ポリコットン)のワンポールテント、ということで爆発的な人気となり一気に売り切れ続出。
メーカーからの再販スケジュールとにらめっこしないと手に入れることもできない状態が続いておりました。
そしてその2年後、2018年にサーカスTCのバージョンアップ品としてからサーカスTCDXが発売されました。
こちらも大人気テントとなり手に入れることが困難な状態が続いておりましたが、2020年11月現在ではブームも落ち着きいつでも手に入れることができる状態になっております。
どこがDXなのか?一番の違いはサイドフラップです。
DX版になってテント入り口の開き方のバリエーションが増え、写真のように跳ね上げることができ、さらに入り口をタープのように使うことができるようになりました。
詳しくはこちらの記事でまとめておりますので、ご覧ください。
サーカスTCDXを開封!内容物を確認しよう!
では早速開封してみましょう!
写真たっぷりでお届けします。
サーカスTCDXの使い勝手|一人で簡単設営、簡単撤収、サイトアレンジも多彩
サーカスTCDXの使い勝手についてレビューします。
おもに次の3点が最高でした!
- 簡単設営(1人でも5~10分で設営できる)
- 簡単撤収(簡単な畳み方あります)
- 多彩なアレンジ(テント内は自由に配置可能!)
一人で簡単設営・簡単撤収|15分、初めてでも30分で出来ます!
設営・撤収についてはこちらの写真(説明書)をご覧ください。
サーカスTCDXの凄いところは「初心者に優しい設営ガイド」が付いていること。
これがあるのでどの位置にペグを打てばいいのかあらかじめ分かるんです。
そんな方に寄り添ったテンマクデザインのサーカスTCDX。
こういったところが人気に秘訣なのかもしれませんね。
多彩なアレンジが可能|床がないので寝室用に小さい格安テント入れましょう!石油ストーブや薪ストーブもIN
こんな感じで床をつけずコットで寝るのが良きです。
(僕が使ってるWAQコットについてこちらの記事で詳しく書いてます。)
小さいテントを寝室代わりに入れ込んでもいいですよ♪
あとテンマクデザインからサーカスTC専用の
- インナーテント
- グランドシート
というものがありますが、私としてはあまりおすすめしません。
なぜならサーカスTCDX最大のメリットである「使い勝手良し」の部分で、床を設置してしまうと少しばかり使い勝手が悪くなってしまうと考えるからです。
サーカスTCDXは床がないので土足のまま出入りできます。
せっかく土足のまま入れるのに床をつけてしまっては靴を脱がなければならなくなります。
結構靴の脱ぎ履きってめんどくさいんです。
なのでインナーテントを導入するよりかは、格安のポップアップテントを一つ中に入れて寝室として使うのがいいと思います。
(寝る時だけ組み立ててもいいくらい)
また、冬キャンプをするのならストーブも中に入れてみましょう。
ポリコットン素材で通気性がいいので石油ストーブや薪ストーブを中で使用しても問題ありません。(自己責任です)
寝る時は危険なので消しましょうね。
ポリコットン素材と言えども雨の日はテントの通気性が悪くなるので要注意です。
一酸化炭素警報器をもってるから大丈夫、なんてことはないので換気に気を付けて、寝る時は必ず消しましょう。
サーカスTCDXの気になるところ|ポリコットンの宿命「雨に弱い」、メインポールが邪魔だったり、、、
サーカスTCDXの気になるところは次の3つ。
- 雨に弱いところ
- メインポールが邪魔だったりして、、、
- 背が低い人は入り口を最大まで開けるのが難しい
ひとつずつ見ていきましょう!
気になるポイント1|雨に弱い
サーカスTCDXを含めたポリコットン素材のテントは”雨に弱い”です。
ナイロン素材のテントは水をはじきますが、ポリコットンは水を含んでしまうんですね。
水を含んだポリコットン素材のテント、ただでさえ重いのに倍くらいの重量になりますよ
(;^_^A
ただ、水を含むことによって生地の繊維が膨張し、繊維の隙間を埋めることで水がテント内にしみこんでくるのを防いでいる、という一面もあります。
(完全防水ではありません)
また、雨に濡れたまま撤収する場合、できるだけ早く完全乾燥させないとカビが生えてしまう、という弱点もあります。
逆に撤収する日が晴れるなら雨の中使用しても気にならないと思います。
気になるポイント2|メインポールが邪魔だったり、、、
ワンポールテントはテント内のど真ん中にポールを立てることになります。
三角形のとんがりシルエットでかっこいいんですが、結構このポールが邪魔だったりするんです(;^_^A
もし「メインポールが邪魔だな」と感じることがあったなら、こちらのポールが悩みを解決してくれます。
こちらがサーカスTCDXにピッタリのようです。
真ん中のポールがなくなればテント内のキャンプギアを飛躍的に自由に配置することができるでしょう。
サーカスTCDXを100%楽しむ|関連商品もチェックしよう!
サーカスTCDXを100%楽しむなら、関連商品もチェックしていきましょう!
迷彩柄がカッコいいと思ったけど、意外と周囲から浮いていてちょびっと恥ずかしかったり。
しかしサーカスTCDXの中に入れて寝室として使う分には全く問題なしです。2人用テントなので子供と一緒にキャンプ行っても使えて便利ですよ♪
ポールの二股化は以前は自作ポールを作っていたものですが、今では市販品が買える時代。キャンプがブームな証拠ですね♪
自作ポールよりもしっかりしているし二股化を考えている人は買いかも。
(紹介しているものは太さ4㎜です)
ガイロープは目立つほうがいいです。キャンプ場は走り回っているお子さんたちもいますので、少しでも目立つほうが足を引っかけにくいです。
反射色もあるのでいろいろ試してみるといいかもしれません。
僕も使ってますが、とにかく丈夫です。ペグを打っている時に地中の石にぶつかったとしてもガンガン砕いて突き進んでくれます。5年以上使ってますが、どれだけ硬いところにぶつかっても曲がったことありません。
28㎝が一番使いやすい長さだと思います。強風の時の安心感につながりますよ♪
しかしタイヤが太い分かなり重いのが欠点です。ホントに重いです。
冬キャンプするならストーブの導入は必須です。薪ストーブの導入はハードル高いと感じる方は手軽に使えて燃料代も安い石油ストーブがいいかと思います。
僕もアルパカストーブ導入してますが、サーカスTCDXならこれ一つでポカポカです♪
テント内で火器を使用することは厳禁とされております。ですので自己責任で使用しなければなりません。一酸化炭素というのは不完全燃焼を起こした際に発生します。
テント内の換気がしっかりされておれば問題ないのですが、思った以上に一酸化炭素が発生しているかもしれないので警報機を併用して安全を確保します。
この一酸化炭素警報器は僕も所有してますが、警報音がけたたましく音量調整不可能な商品です!(音量調整不可能なので、うるさいですが安心!)
ちょいとお高いですが布の張り具合とか絶妙で寝心地Goodです。
テンマクデザイン公式グランドシートではないですが、サーカスTCDXにピッタリサイズです。
似たようなテントはないのか
ここまでサーカスTCDXについて様々な面からみたレビューを書いてきましたが、
- どうしても価格的に折り合いがつかない人
- 他に似たようなテントと比較したいなあという人
いるんじゃないでしょうか?
僕も自分が所有するワンポールテントを決める時、かなり調べて比較しました。
いろいろ比較した中でサーカスTCDXを選んだわけですから自信を持ってお勧めできるのですが、一緒に行く人数やキャンプスタイルなどそれぞれ事情は違っていると思います。
なので私が比較検討したワンポールテントをこちらの記事にまとめました。
サーカスTCDXレビューまとめ|ソロキャンメインで冬キャンプも楽しみたいかたにピッタリのテントです!
ここまでサーカスTCDXについて使い勝手やサイズ感、人気の秘密などをレビューしてきました。
ここで本記事の冒頭で書いた言葉をもう一度載せておきます。
テント選びに悩んでいる全キャンパーたちよ、「サーカスTCDX」を買えば間違いありません!実際に所有して使ってみて「サーカスTCDX」の良さが身に沁みて分かりました。
こんな人は要チェック
- ソロキャンメインな人
- いずれはソロキャンしたい人
- 普段はファミリー、たまにソロキャンな人
- ファミリーで行くとしても3人以下な人
- 冬キャンプも楽しみたい人
- テント選びで失敗したくない人
- 少年だった頃の心を取り戻したい人
この条件に当てはまる人にピッタリです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m