これからキャンプを始めたい!でもキャンプ用品を揃えたにもかかわらず1回しかキャンプしなかった。なんてことにならないかな。ちょと心配。
こんな疑問を持たれて、キャンプ始めたいけど躊躇してしまっている。なんてことはありませんか?
いまキャンプがめちゃくちゃ流行ってますね。
90年代にピークを迎え一度は下火になったアウトドアブームですが、現在どんどん盛り返してきてるんです!
ふと周りを見てみても
- 今年からキャンプ始めたよー!
- 最近は1人でもキャンプやってるよ!
- 景色もいいし星もきれいだし、サイコー!
- ファミキャンだけじゃなくてグルキャンすると友達増えて楽しいね!
なんて言ってる知り合いがいるんじゃないでしょうか?
周りの人もやってるし、子供を自然の中で遊ばせてやりたいし、インスタ見るとすごく楽しそう、、。
という方も多いと思います。
そこで本記事ではキャンプの始める際のお悩みを、キャンプ歴5年の視点から5つのステップで解決します。
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STEP1キャンプ用品を揃えよう!失敗しない道具の選び方キャンプ用品選びは楽しいですよね!しかし最初に何を買えばいいのか、そもそもどんな道具が必要なのか、良いキャンプ用品ってどういったものなのか全くわからないと思います。
ここでキャンプ用品選びのポイントを知っておきましょう! -
STEP2キャンプ場を選ぼう!失敗しないキャンプ場の選び方初キャンプが成功するかどうかはキャンプ場選びで決まります。それほど重要です。
失敗しないためにも、キャンプ場の選び方のポイントを押さえておきましょう。 -
STEP3料理やテクニックでキャンプを楽しもう!アウトドア料理はキャンプの醍醐味ですよね!うまくやるとインスタ映えの写真が何枚も撮ることができます。
ここではキャンプ料理やテクニックについて解説します。 -
STEP4いよいよキャンプデビュー!その前に確認しておきたいことと当日の流れついにキャンプデビューですよね!しかしいきなり当日キャンプ場に出撃するのは少し待ちましょう。
キャンプではテントを設営したり、炭をおこして料理したり、寝袋に入って寝たり、初めて経験することをいくつもしなければなりません。
キャンプデビュー前に確認すること、当日の流れについてしっかり把握しておきましょう! -
STEP5キャンプに関するQ&Aよくある質問キャンプでは日常で使うことがないような道具を使います。初めて聞くような専門用語もありますし、キャンプ中に雨が降ったらどうすればいいか、強風でテントが飛ばされそうだったらどうすればいいか、など知っておきたいことが山ほどあります。
よくある質問をまとめましたので参考にしてください。
10分くらいで読めますし、誰でも簡単に安心して失敗せずに始めることができるように書いてますから、ぜひ最後までご一読ください。
STEP1:キャンプ用品(ギア)を揃えよう!失敗しないキャンプ用品の選び方
失敗しないキャンプ用品の選び方の重要ポイントは次の5つです。
- 家族構成(何人でキャンプする?)
- キャンプスタイル(おしゃれ?クール?ロースタイル?)
- どの季節にいくの?(冬は寒さ対策が最重要)
- 何泊ぐらいするの?(大きめのクーラーボックス必要?)
- 途中で想定人数変わる時もあるよ(例えば奥さんが来なくなるなど)
このあたりを書き出して、きちんと把握しておきましょう。
▼さらに詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
これからキャンプを始めるのにおすすめのキャンプ用品を紹介してます。全カテゴリにわたって網羅し、メリットデメリットを紹介。こんな人にはこんなキャンプ用品がおすすめ!と案内しています。
キャンプする人数でテントやテーブルの大きさが変わってくる!
キャンプ用品選びのはじめの一歩として、何人でキャンプに行くのかをきちんと設定しておく必要があります。
人数によってテントの大きさ、タープの大きさ、テーブルの大きさ、椅子の数、寝袋の数、マットの大きさなど変わってくるからです。
5人家族なら5人用のテントや5人分の寝袋などを揃えなければなりません。
なんてことがあります。はい、僕のことです。
あらかじめ想定していた人数分のキャンプ用品を揃えて失敗してしまう例です。こういったことがないように、初めはレンタルで済ませてしまうのも悪くないと思います。
なんにせよ何人でキャンプに行くのかしっかりと決めておきましょう。
キャンプスタイル(おしゃれキャンプ、格安キャンプ、ロースタイルキャンプなど)に合わせたキャンプ用品選びを!
自分がどんなキャンプスタイルでキャンプしたいのかイメージしておきましょう!
目指すイメージにあったキャンプ用品を選んで購入しないと、のちのちになって買い替える必要が出るかもしれません。
- おしゃれなキャンプスタイル
- クール(カッコいい)キャンプスタイル
- 格安キャンプスタイル
- ロースタイル
- 冬キャンプ
このようなイメージで大丈夫です。
「最初っからなかなかイメージわかないよー」という方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。
キャンプスタイルというものはキャンプの回数を重ねるほど変わっていきます。
はじめに想定していたのと全然違うスタイルになる場合もあります。
これが「キャンプギア沼」と言われる所以ですねw
しかしイメージしておくだけでキャンプ用品選びがはかどりますので、雑誌やネットなど気になるキャンプの画像を残しておいて決めていくのもいいと思いますよ。
おしゃれなキャンプをしてみたいなら、おしゃれなテントやテーブルを買っておかないと後で後悔してしまいますよね!
初めからキャンプ用品を全部揃えることに抵抗がある場合、レンタルという手もあります!
初めからキャンプ用品を揃えるのに抵抗があるなら、レンタルしちゃいましょ!レンタル利用している人意外と多いですよ!
毎回キャンプに行くたびにレンタルすると割高になってしまいますが、どんなキャンプ用品を揃えればいいかわからない初心者の時や、そもそもキャンプする回数が年に1回、2回というかたは購入するよりもコスパ良くキャンプを楽しめます。
キャンプ用品のレンタルは2種類あります。
- キャンプ場でレンタルする
- ネットレンタル業者からレンタルする
両方ともにメリットデメリットがあるので軽くポイントを押さえておきましょう。
キャンプ場を予約する際に同時にレンタル予約をするパターンが多いですが、この場合キャンプ場へは身ひとつで行くことができるという大きなメリットがあります。
一方レンタルできる道具の種類が少なかったり、混雑状況によっては借りれない可能性もあります。またレンタルを行ってないキャンプ場のほうが多いです。
今は事前にキャンプ用品専門レンタル業者(キャンプ場ではない)からレンタルする人も増えてます。レンタル業者でレンタルするメリットとしては、種類が豊富なので気になるテントを試せたりします。
デメリットとしては事前に自宅へ送ってもらうので送料がかかる、当日雨や体調不良でキャンプできなかったとしてもキャンセルできない、送り返すときの梱包が面倒くさい、キャンプ場まで持っていかなければならない、などあります。
どちらもメリットデメリットありますが、僕個人としては初めてキャンプする方はキャンプ場でレンタルするのがいいと思います。
やっぱり当日車で持っていかなくてよくて、帰りも置いて帰れるのは魅力的。
すでに自分でキャンプ用品を揃えた後、気になるテントなどを試してみたいときはネットレンタル業者を利用するのがいいのではないでしょうか。
とはいえ途中で人数変わる可能性あります
残念ながら想定していた人数が変わることもあります。
- 奥さんが来なくなった
- 娘が大きくなって来なくなった
- 子供が中学生になって部活で忙しくなった
こんな話はしょっちゅう聞きます。
何を隠そう、僕も父子でしかキャンプに行ったことがありません。
うちの場合は始めから奥さんと長女が習い事で土日にいないから、下2人の子供と一緒に楽しく遊べたらいいなと思いキャンプ始めたので想定人数は変わってません。
3人でキャンプしてます。
しかし、ひょっとしたら「いつか来るかも」と思い5人でも使えるテント、5人でも使えるテーブル、椅子も5脚など揃えていました。
結局1度も5人でキャンプしてないので、まずは想定人数分のキャンプ用品を揃えるようにしておきましょう!
キャンプ用品は災害対策に打ってつけ!最強の非常事態セットとなる!
キャンプ用品は災害対策用品として非常に優秀な一面も持ってます。
大地震が来て家に住めなくなったとしても、テントがあればプライベート空間を保つことができます。
ガスコンロ・クッカー・寝袋・マット・テーブル・椅子など、すべて非常事態で活かせるものばかり。
地震や新型のウイルスなど、いつ何が起きてもおかしくありませんので非常事態対策はしっかり整えておきましょう。
キャンプ用品はまさに打ってつけですよ!
STEP2:キャンプ場を選ぼう!|失敗しないキャンプ場の選び方
キャンプ場選びは重要ですよ!初キャンプが成功するかどうかはキャンプ場選びで決まるといっても過言ではありません。
初キャンプでトイレが汚かったり、人がいっぱいでテント張るスペースがなかったり、奥さんやお子さんに二度とキャンプ行きたくないって思われてしまったら最悪です。
ここでは失敗しないキャンプ場の選び方について勉強しましょう。
失敗しないキャンプ場の選び方|初キャンプにおすすめは高規格キャンプ場です!!
結論から書きますと高規格キャンプ場でデビューしましょう!
高規格キャンプ場は、1泊の利用料は少し高いですが
- きれいなトイレ
- きれいな水回り
- 区画サイト
- 電源付きサイト
- 子供を遊ばせるところがある
- レンタル品も充実
- 予約できるから満員の心配なし!
などたくさんのメリットがあります。
初めてのキャンプって設営するだけでも不安ですよね。うまくいくのかな?失敗しないかな?家族は喜んでくれるかな? 不安だらけです。
せめて慣れるまでは、トイレや水など心配せずにキャンプすることが「失敗しない秘訣」かなと思います。
▼詳しくこちらで超丁寧に解説してます▼
失敗しないキャンプ場の選び方のポイントをサクッと解説!
キャンプ場選びのポイントはたくさんありますが、次の5つは押さえておきましょう。
- 家から近い
- 炊事場・トイレが清潔
- 予約できるキャンプ場
- 売店・レンタル品が充実している
- 車が隣接できるオートサイト
これらを考慮するだけで初キャンプの成功がグッと近づいてきます!
詳しくは別記事で紹介しますが、
家から近い | 移動が短くて体がラク。出発する時間も遅くできる。 |
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炊事場・トイレが清潔 | 自分だけなら我慢できるが、家族に不満を持たれると今後のキャンプライフに多大な影響あり。まずはおもてなし。 |
予約できるキャンプ場 | 前日からきちんと準備して、車に積み込んで、キャンプ場についたら満員でキャンプできなかったなんてことのないように。 |
売店・レンタルが充実している | 忘れ物してしまったり、切らしてしまったり、売店があると安心。レンタル出来るとキャンプ場なら道具を持ってなくても何とかなります。 |
車が隣接できる | 車を隣接できるオートサイトならトランクから降ろすだけで設営できる。雨の中撤収するようなことになってもすぐ隣に車があれば安心ですよね! |
この条件を簡単に満たせるのが「高規格キャンプ場」なんですね。
天気がめちゃくちゃ悪かったり、よほどの事がなければ失敗することはないです。
初めてのキャンプは高規格キャンプ場でデビューしましょ!
STEP3:キャンプの楽しみ方(料理やテクニックなど)|父子でも簡単に間違いなく楽しめます!
キャンプの楽しみ方のポイントは1つ。「どんな時も笑顔でいること」、これに尽きます。
お父さんがイライラしていると家族の方が気を遣っちゃいます。
これがいけない。
設営がうまくいかなくてイライラ、料理がうまくいかなくてイライラ、必死でやってるのに子供に遊ぼう攻撃されてイライラ。
余裕がなくてイライラしてしまう気持ちも分かりますが、ここはひとつ何のためにキャンプしているかを思い出しましょう。
いつも笑顔でいればみんな楽しくキャンプの時間を過ごせます。イライラしそうになったら休憩がてら一緒におやつ食べて楽しい時間を過ごしましょう!
いつも笑顔でいつつ、次の4つを身につけましょう。
- キャンプ飯を楽しく作る
- 理想のキャンプスタイルを追求する
- キャンプ仲間を作る
- インスタ映えを狙って思い出残していく
これらを身につけると雪だるま式に楽しくなっていきますよ!!
キャンプ飯で気分上々!かっこいいお父さんになろう!
キャンプ飯をサッと作れるお父さんは間違いなくかっこいいです。
のんびり座って奥さんが料理を作るのを待ってるお父さんより断然いいですよね!?
キャンプ飯って言っても全然難しくないんですよ。炊き込みご飯なんか簡単に作れちゃいます。
本格的にやる人は餃子焼いたり天ぷらあげたりピザ作ったりパンを焼いたり。
意外と一回経験するとそのあとは楽勝でできるようになるんです。
理想のキャンプスタイルを目指して行こう!ファミリー・グルキャン・ソロキャン・おしゃれキャン・ロースタイルなどたくさんあるよ
キャンプスタイルはたくさんあります。
- ファミキャン(家族だけでキャンプする)
- グルキャン(何家族かでまとまってキャンプする)
- ソロキャン(1人でキャンプする)
- おしゃれキャン(インスタ映えねらってるおしゃれギアたっぷりのキャンプ)
- 男くさいキャンプ(渋さが出ていてクール!)
- ロースタイル(最近の主流でテーブルも椅子も全て低めのものをつかう)
もっとあるかもしれませんが基本的にはこんなもんです。
キャンプ始めたいと思った時のイメージを思い出してください。
こんなキャンプやってみたい!ってイメージがあると思います。それを実現していきましょう。
キャンプを楽しむことが最優先で、余裕が出てきてからフォローしているインスタの人を真似したりしていくと失敗せずにいけると思います。
▼ソロキャンに興味がある人はならこちらの記事へ▼
キャンプ仲間の作ろう!気になるブログやTwitterをフォロー、コメントしてると自然と仲良くなれる
キャンプ仲間を作るのは3つのポイントを抑えれば簡単です。
- ブログやTwitterで仲良くなりたい人を見つける
- 地元が近いと良い(同県内など)
- コメントのやり取りをする
実際に僕がキャンプ仲間を見つけた手順です。
当時僕はナチュログというアウトドア専門ブログを利用していました。
ナチュログで「キャンプブログ+県名」でサイト内検索すると、同県内のキャンプブログが山ほど出てきます。
その中から同じようなキャンプ歴(僕はキャンプデビュー前から仲間を見つけていた)のブログを読みあさり、仲良くなりたいなと思ったらコメントするようにしてました。
するとコメントのやり取りが始まりどんどん仲間が増えていきました。
割とすぐにLINE交換して直接連絡取り合うようになりましたね。
当時は5年前でTwitterも今ほど流行ってなかったですけど、今ならTwitterやインスタなどのSNSで簡単に見つけることができるんじゃないでしょうか。
一度勇気を出してコメントしてみましょう!
せっかくだからインスタ映えを狙おう!キャンプとインスタは相性抜群、あなたのインスタで知り合いが羨むこと間違いなし
キャンプとインスタの相性は抜群です!
自然の写真っていいもんじゃないですか。しかもそんなに手を加えることなく簡単にインスタ映えする写真が撮れますし。
気持ちよく晴れた空の下、木製のテーブルにトーストが置いてある。
どうですか?実際にはトースト焼いてテーブルに乗せただけなのにめちゃくちゃインスタ映えするんですよ。
もちろんちょっとしたテクニックいりますよ?例えばテーブルの上はごちゃごちゃさせないとか、自分の影を入れないとか。
実際に撮ってみて、写真を眺めてみると気に食わないところが出てくるので、気になるところを直していけばすぐに慣れると思います。
インスタ映えする写真を投稿していくと、だんだんフォローされるようになっていくので継続していけばいいだけです。
おしゃれなインスタ投稿している人、憧れますよね。
インフルエンサーになる必要はないですが、自分のキャンプスタイルをどんどん投稿してレベルアップしていくってのはどうでしょうか。
▼「インスタ映えを狙ってみるなら」という視点で記事まとめました▼
【へやキャン】という楽しみ方もある!なかなか外に出れない時キャンプに行けない時、超おすすめです!
今はアニメの影響もあって「へやキャン」も流行ってるんです!
なかなか外出できない時、例えば仕事が忙しい、台風が近づいてきた、ちょっと疲れが出ててキャンプ場に行くのはしんどい、などなど。
こういったときに部屋でキャンプ気分を味わうのはすごくおすすめです。
やり方は簡単。
テーブルと椅子、ランタンも置いちゃったり。最低限の道具でセット完了。
そこでコーヒー飲むのも良し、キャンプ飯作るのも良し。好きな事して時間使っちゃいましょう!
こういう大人の自由時間を使うと、日常からちょっとでも抜け出せてストレス解消につながったり、翌日の活力になったりします。
STEP4:いざキャンプデビュー!!事前準備として設営の練習は必須です!持ち物リストも作っておこう!
ここまでの道のりは長かったと思います。
- キャンプ用品を揃える
- キャンプ場を選ぶ
- キャンプの楽しみ方を知る
ここまで3ステップを乗り越えていよいよキャンプデビューです。
ここまできて失敗しないように、最後の最後「気をつけるポイント」と私のキャンプデビュードタバタ劇を紹介します。
- 絶対に設営・撤収の練習をする
- 忘れ物しないように持ち物リストを作る
- 筆者のキャンプデビュードタバタ劇
上2つは絶対にやっておきましょう!
筆者の初キャンプのときの失敗と楽しかったことについては参考にしてもらえると嬉しいです。
絶対に設営・撤収の練習をする|当日あたふたしないように
設営・撤収の事前練習は必須中の必須です。超大事です!!!
練習してないと当日あたふたして滅茶苦茶時間かかっちゃいます。無事に設営できるかどうかさえ不安です。
そうするとお子さんたちを待たせてしまうかもしれませんし、自分も説明書見ながら必死に設営してうまくいかなくてイライラしてしまうかもしれないです。
実際に僕はデビュー前に2回設営の練習しましたが、それでも当日はあたふたしちゃいました。
こんな手順で進めていきましょう。
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STEP1テント
テントによって設営方法は違いますのでタイプ別の設営方法は<別記事>で紹介したいと思いますが、共通していることがあります。
- 設営場所は平らなところを確保!
- 小石をどけてから設営開始!
- ペグの打ち方、角度が大切!
- ガイロープの貼り方、自在でテンション調節
- シワができないようにしっかり張る
この辺りをしっかり意識して、テント設営の練習をします。練習場所としては、BBQやキャンプがOKの公園がいいと思います。できれば芝生の公園がいいですね。
はちひろデイキャンでテント設営の練習を何度か繰り返して、本番に備えましょう! -
STEP2タープ
タープの設営はほぼ共通してますね。
ただ、いろいろな貼り方があるので<別の記事>で紹介したいと思います。
共通しているところは
- ポールとガイロープの位置
- ペグダウンの位置
- タープとテントの位置関係
- テーブル、チェアをセットしたらどうなるかイメージ
このあたりを意識して設営する練習をするといいでしょう。
区画サイトの大きさによっては結構ぎりぎりでやりくりしないといけない場合があるので、キャンプデビューするサイトは大きめの区画サイトを予約しておくと安心ですね!
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STEP3テーブルや椅子など
まずは自分で思ったように配置してみましょう。自分が動きやすくて使い勝手がいいテーブルなどの配置。こればっかりは経験が必要になります。
日が落ちてきたとき眩しくなったり、テントの出入りに邪魔になったり、雨が降った時濡れないようにテントとタープをくっつけたり。
臨機応変に設営できるように練習あるのみです。
はちひろキャンプデビューしてからたくさん経験を積めばいいと思います。僕の場合はいつ雨が降ってもいいように、テントの入り口とタープはくっつけてますね。
▼【初めて買ったテント】アメニティドームの設営風景動画も載せてます▼
当日忘れ物をしないように持ち物リストを作る!
持ち物リストもかなり大事ですよ。
忘れ物しないようにチェックするってほんとに大事。
いろんなサイトに持ち物リストがアップされているので、それをダウンロードして自分なりのものを付け足していけば良いと思います。
当サイトでも作りますので、もしよかったらダウンロードして活用してください。
絶対に必要な道具はほぼ一緒なんですけど、あったら便利な道具ってそれぞれのひとで違うんですよね。
それこそ「うちわ」とか「モバイルバッテリー」とか「ニンテンドースイッチ」とかとか。
各家庭で変わってくるものは自分なりに追記したりしてオリジナルのものにしていきましょう!!
筆者のキャンプ記録|【初キャンプデビュー】は失敗あり・笑いあり!しかし一生忘れない楽しい思い出
初キャンプはやっぱり失敗しましたw
一番いけなかったのは「イライラしてしまった」ことですね。
- 家から近いキャンプ場
- 炊事場・トイレがきれいなキャンプ場
- 予約が取れるキャンプ場
- 売店・レンタル品が充実しているキャンプ場
- 車が隣接できるオートサイト
このすべての条件が整っている高規格キャンプ場、三重県の「青川峡キャンピングパーク」というところでキャンプデビューを果たしました。
これだけ条件が整っているにもかかわらず、ドタバタ劇が繰り広げられました。
▼初キャンプのドタバタ劇についてはこちらの記事でまとめています▼
▼【初キャンプ】で揃えた道具をまとめました▼
僕が今までどんなキャンプやってきたか、記録としてどんどん書き足していきますので参考になれば幸いです。
初心者のためのキャンプQ&A|キャンプに関するよくある疑問・質問まとめ
本記事は「キャンプの始め方」についてどこよりもわかりやすく、丁寧に絶対に安心してキャンプを始めることができるよう書いているつもりですが、ひょっとしたら専門用語を知らず知らずのうちに使ってしまっているかもしれません。
ここでQ&Aコーナーを設けることでさらにわかりやすく噛み砕いて説明できるのではないかと思い設置しました。
▼初心者あるあるをまとめまとめました▼
Q1キャンプ用品に関する専門用語を教えて!
キャンプ経験者が何気なく使っている言葉。でもこれから始める人は全然知らないことばかり。
ここではキャンプ用品に関する専門用語を書いていきます。
テント | キャンプといえばテント!というくらいメインなものですが、簡単に書くと布でできた家です。実はキャンプ中は寝る時くらいしかテントに居ないことが多いです。 ドーム型テント(二重構造) 2ルームテント(寝室とリビング一体型) ティピーテント・ワンポールテント(三角形のテント) イモムシ型テント ロッジ型テント などあります。 詳しくは<テント種類> ←こちらの記事へ |
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インナーテント | 二重構造(ダブルウォール)になっているテント」の内側に入っている寝室のことです。 |
フライシート | 二重構造(ダブルウォール)になっているテント」の外側のシートです。雨風を凌いでくれる外壁のようなものです。 耐水圧という数値でフライシートの性能が分かります。 |
キャノピー | テントの出入口です。ここを下から跳ね上げて屋根のようにしている状態のことを言います。 |
ベンチレーション | テントの換気口のことです。大きめのベンチレーションがついていると結露しにくく、テント内の換気もできるのでテントを選ぶ際の基準にもなります。 |
インナーマット | テントの寝室に敷くマットのことです。1枚敷いておくと地面からの冷気を防いでくれます。 |
パーソナルマット | 寝袋の下に敷くクッション的なマットです。寝袋の下に何も敷かずに寝ると地面の固さがダイレクトに伝わってくるので、とてもじゃないですが眠れません(汗) |
タープ | テントから一歩出て、くつろぐためのテーブルや椅子を置くと思いますが、そこの屋根になります。真夏は影を作るためにタープを張ります。 スクリーンタープという骨組みのあるもの、オープンタープという布だけのものと2種類あります。 スクリーンタープは虫や風除けにもなりますが高価なものが多いです。オープンタープは布だけなので安価ですが虫や風を避けることはできません。 |
グランドシート | テントの下に敷くシートです。テント専用に作られているものもありますが、ホームセンターに売ってるブルーシートで十分です。(青色がカッコ悪いですが) 地面からの冷気や雨水の浸水を防いでくれるとても重要な役割があります。 |
ランタン | ランプのことです。電池で動くLEDのもの、カセットガス用のもの、ホワイトガソリンのもの、さまざまなランタンがあります。初心者には火事にならないLEDランタンがおすすめです。 |
シュラフ | 寝袋のことです。スリーピングバックと呼ばれる場合もあります。 |
ペグ | テントが風邪で飛んでいかないように地面に固定する大きなクギのようなものです。 |
ガイロープ | テントやタープを張るためのロープのことです。張り綱ともいいます。 |
自在(じざい) | ↑のガイロープに取り付ける小さな部材で、ロープをピン!と張るためにとても重要な役割をはたします。初心者が一番理解しづらいところかもしれません。(僕がそうでした) |
ツーバーナー | 2口のガスコンロのことです。最近はあまり流行ってないです。というのも2口とも使って調理することがあまりないからですね。 どちらかというとシングルバーナーを2つ持っていく人が多いです。 |
シングルバーナー | 1口のガスコンロです。自宅ですき焼きやお鍋する時に使うようなカセットコンロが一般的ですが、キャンプ用品ではガス缶(OD缶)に直接取り付けるものを使う人が多いです。 |
OD缶とCB缶 | OD缶(アウトドア缶)火力が強いです。直接バーナーを取り付けることもできます。 CB缶(カセットボンベ缶)いわゆる家にあるカセットガスです。こちらの方が安価で、対応商品も多いです。火力はOD缶に比べて若干弱いですが、気になるほどでもありません。 |
クッカー | 調理器具のことです。鍋、フライパン、飯盒(はんごう)など |
Q2キャンプ場に関する専門用語について
キャンプ場に関する専門用語もたくさんあります。
知らず知らずに使っていると思いますので、思いつく限り載せておきます。
サイト | キャンプ場のこと。キャンプする場所のこと。自分がキャンプする領域のこと。「サイト」だけだとたくさんの意味がありますが、おおよそキャンプするところのことを指します。 |
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オートサイト | 車が乗り入れできるサイトのことです。車を横付けできると荷物の移動も楽なのでオートサイト最高です。 |
区画サイト | 高規格キャンプ場に多いのが区画サイト。芝生や砂利などでお隣さんとの境目が仕切ってあり、自分の領域がわかりやすいです。予約可能なものが多いです。 |
フリーサイト | 区画サイトとは逆に大きな広い敷地のどこでも自由に選ぶことができるサイトのことです。基本的に早い者勝ちです。予約をしていても到着が遅れると狭くて傾斜のあるところしか空いてなかった、なんてことになる可能性もあります。 |
電源付きサイト | ほぼ区画サイトにしかないですが、コンセントの差込口があるサイトです。秋の終わりから冬、春までの寒い期間は電源付きサイトがおすすめ。電気ストーブやホットカーペットを持ち込んでぬくぬくキャンプできますよ! アンペア(A)だけ注意しましょう。 |
芝サイト | 芝生のサイトです。安心してペグを打ち込めます。 |
土サイト | 土のサイトです。雨が降ると泥になります。ペグも抜けやすく割と敬遠するところです。 |
砂利サイト | 砂利のサイトです。ペグは全く効かないので大きな石にロープを巻きつけてテントを固定します。敬遠するところです。 |
砂サイト | 海岸沿いなどにある砂のサイトです。まったくペグは効きません。ペットボトルに砂を詰め込んでロープを巻いて穴掘って埋める、なんてことをしてテントを固定します。 |
思いついたら追記します。
Q3雨が降ってきたらどうするの?
雨と分かっていてキャンプをする場合や、キャンプ中に雨が降ってきた場合のために準備しておくモノがあります。
レインウェア・長靴 | 設営や撤収する時に必須です。 (最低でも設営する人の分は準備しておきましょう。) |
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大きめのビニール袋 | 撤収する時に濡れているテントやタープなどを入れておくことができます。 |
傘やタオル | トイレなどちょっと外に出る際に便利です。 |
タープ | 雨を避ける屋根になるので必須です。 |
グランドシート | テント下(地面)からの浸水を防ぎます。 |
テント内で使える テーブルや座椅子 |
ほとんどテント内にいると思うので無いとしんどいです。 おやつや飲み物を置きます。 |
かんかん照りで絶対雨が降らないような天気では持っていかないですが、曇っていて怪しい天気の時はかならず持っていくことにしてます。
わりと大雨でも平気ですよ。
キャンプが雨でも決行するときの注意点についてこちらで書いてますので参考にしてください▼
https://hatichanel.com/rain-camp-like/
Q4強風の時はどうする?
強風の時は大雨が降っているよりも危険です!
風でテントが吹き飛ばされたり、テーブルや椅子が飛ばされたり。実際に目で見たこともあります。
5mの風が吹いているだけでもかなりきついです。ペグの打ち方が甘かったり、間違っていたりすると簡単に抜けちゃいます。
ペグが抜けて飛んで行ったら、、、そして誰かに当たったり刺さってしまったら、、、考えただけでも怖いですよね。
風が強い時はキャンプを中止しましょう。
特に台風の時など、絶対にキャンプしないようにしましょう!!
Q5虫対策ってどうやるの?
キャンプの大敵「虫」。
刺されると痒いし腫れるし不快だし、嫌なことだらけですよね。
虫の対策は大きく分けて2つあります。
- テントなどの対策
- 人間の対策
テントの出入口やメッシュ部に虫除けスプレーしておきましょう。
また、スクリーンタープや2ルームテントを利用するとテント内に虫が入って来づらく、かなりの虫対策になります。
人間の対策としては、虫除けスプレーは必須。蚊取り線香を常時装着している人もいます。
刺されたときのために痒み止めを持っていくことも忘れずに。
普段と違って蚊だけでなく、アブやブヨといった刺されたら痒みが治らない虫もいますので、気を付けましょう。
Q6暑すぎて眠れない、どうすればいい?
真夏のキャンプあるあるですが、めちゃくちゃ暑くてテントの中に入ってられない時があります。
こんな時絶対に次のことはしないで下さい!
キャンピングカーできている人はエアコンつけっぱなしにする人もいるんですが、はっきり言ってエアコンつけっぱなしはやめてもらいたい。
中にいる人は気持ちいいでしょうけど、周囲のテントで寝ようとしている人にとっては、エアコンが回っているときの重低音がめちゃくちゃイラつきます。
眠れないからと言って自分の車に避難してエアコンつけっぱなしにする人も同じです。
そうならないための対策はこちらです。
標高の高いキャンプ場へ行く | 標高800mのキャンプ場ならば、平地のキャンプ場より5℃ほど低くて眠りやすいです。 標高1500mを超えるようなところにあるキャンプ場なら、夜中はクソ寒いです。9℃ほど低いです。きちんと寒さ対策していきしょう。 |
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林間サイトのキャンプ場へ行く | 木々の中にテントを立てれば、天然の木陰が暑さから守ってくれます。 |
メッシュの多いテントにする | 風通しは良いですが、正直そこまで効果はないです。標高の高いキャンプ場に行く方が断然効果は高いです。 |
扇風機を使う | モバイルバッテリーで動く扇風機は効果があります。テント内の空気を循環させましょう。 |
冷たいものを食べる | 一時的ですが、割と効果があります。そう麺などはおいしいし、手軽に作れるし、暑さ対策になります。 |
他にもありますが、詳しくは別記事で紹介したいと思います。
Q7部屋キャンが流行ってるみたいだけど誰でも出来るの?
休校中、外出は自粛。これではお母さんもお子さんたちもストレスたまりますよね。そんな方におうちでキャンプがおすすめ。
誰でも簡単にできますし、新たに何か買う必要もほぼありません。
小さいテーブルと小さいイスがあれば誰でも出来ちゃう。ポップアップテントがあると秘密基地感が出てより一層楽しめると思いますよ!
そんなおうちキャンプについてはこちらに詳しく書いてます。
https://hatichanel.com/camp-in-room-start/
その他随時質問受け付けます|お問い合わせからどうぞ!
キャンプに関する質問は随時受け付けています。
回答させていただき、記事内に反映させていただければと思います。
また【Q&A】だけの専用記事を用意しますので、そちらはもっと網羅的に書きたいと思っています。(まだ書けてません( ̄▽ ̄;))
誰でも簡単に失敗せず始めることができる【キャンプの始め方】まとめ
誰でも簡単に失敗せずに安心して始めることができる「キャンプの始め方」について書いてきました。
ポイントをまとめます。
- 自分に合ったキャンプ用品を選ぶ
- 家から近い高規格キャンプ場を選ぶ
- キャンプの楽しみ方を知る、イライラしない
- 他の人の失敗談を参考にする
- 初キャンプの前に設営の練習、持ち物チェックリストの作成
- 初キャンプデビューする
このような流れです。
キャンプを始めたい!という思いと、実際に失敗してもいいから始めてみる!という実行力があればキャンプは楽しめます。
初めての時こそ心配で仕方ないでしょうが、失敗談も楽しい思い出になります。
キャンプを楽しみたいという心、それが一番大事です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m