こんにちは!冬キャンプ歴5年のはちひろ(@hatihirocamp)です!
本記事は「初めての冬キャンプを前に何を準備しておけばいいか分からない方」に向けて、冬キャンプに必要なものをまとめて紹介してます。
春夏秋冬のうち、群を抜いてキャンプを楽しめることができるのが「冬」。冬キャンプにはたくさんの魅力があります!
- 人も虫もいなくてサイコー(場所取り不要)
- 空気がピリッと澄んでいて景色がきれい
- 夜の星空は「同じ日本にいるのか?」と思ってしまうほど壮大
- 冬キャンプ向けの道具が充実してきたので初心者でも簡単に楽しめる
などなど、魅力たっぷりです。(詳しくはこちらの記事にて)
そんな冬キャンをこれから楽しもうと思っている方の中には、
- 何を準備しておけばいいのか?
- 冬の寒さは大丈夫なのか?
- テント内でストーブつけても心配ないのか?
という疑問を持っている方も多いのではありませんか?
(羽毛布団とか)
冬キャンプ歴も5年になると「絶対に必要なものは何か」、というのがよくわかってきます。
その経験を踏まえて本記事では、「これから冬キャンプを楽しもうと思っているあなた」に向けて、冬キャンプに必要なものをまとめて紹介します!
以下の順序で書いています。
- 冬キャンプならではの注意点
- 冬キャンプに必要なものまとめて紹介
- まとめ
【冬キャンプシリーズ】ほかの記事はこちら
冬キャンプならではの注意点
冬キャンプならではの注意点とは、暖を取る際に起きうる事故の予防に関するものです。
ほかの3シーズンと違い、冬には「寒さ」があり暖を取らないとキャンプを楽しめません。しかし暖を取るには火を扱わないといけないので注意が必要です。
暖を取る際に起きうる事故と予防法について表にしました。
冬キャンプならではの注意点 | 予防方法 |
一酸化炭素中毒 | 換気 |
火事 | 火の取り扱い |
低体温症 | 体が濡れていようにする(汗も含む) |
低温火傷 | カイロや豆炭、湯たんぽの取り扱い |
これらのことを考慮した行動・道具選びが大切です。以下で紹介していきます。
(冬キャンプの注意点についてはこちらの記事で詳しく書いてます。)
冬キャンプに必要なものまとめて紹介
上記の注意点を踏まえて冬キャンプに必要なものをまとめて紹介します。
テントや寝袋などはもちろんですが、一酸化炭素警報器や空気を巡回させるファン、ホッカイロから湯たんぽまで「あったら便利」な細かいアイテムも紹介しますのでぜひご一読ください!
冬キャンプに必要なもの一覧
項目 | メーカー名・商品名 (冬キャンに適したものを紹介しています) |
---|---|
テント | テンマクデザイン・サーカスTCDX スノーピーク・エントリー2ルームエルフィールド |
寝袋 | ナンガ・ダウンシュラフ キャプテンスタッグ・インナーシュラフ |
マット | WAQ・コット |
焚き火台 | スノーピーク・焚き火台S |
ストーブ | アルパカストーブ(石油) カリフォルニアパティオ(カセットガス) |
ファン | USB電源式の循環ファン |
警報機 | 一酸化炭素警報器 |
暖を取るアイテム | ホッカイロ(足用も) 湯たんぽ など |
服装 | 耳までかかるニット帽 厚手の靴下 もふもふスリッパ 手袋 |
電源付きサイトの場合 | 電気ストーブ ホットカーペット |
テント(2つ紹介します)
テント周囲にはスカートが装着され、下からのすきま風をしのいでくれます。ポリコットン素材で結露しにくく、近くで焚き火をしても火の粉で穴が開くことはありません。
設営も簡単で素早くできる!2~3人用のテントですがソロキャンプでも大活躍!!
あまりに人気商品なので常に売り切れ状態でしたが、2020年10月現在では売り切れることなく比較的手に入れやすくなりました。
(2020年10月、あまりにも欲しかったため僕も手に入れてしまいましたw仕事や天気の都合でまだレビューできてないですが、買って損はない「間違いないテント」と自信をもっておすすめできます。)
くわしくはこちらの記事をご覧ください↓
背の高さは圧倒的で(200㎝あります)170㎝の僕が中に入ってジャンプしても頭が届きません。
4人用ですが、大人4人ではちょっとキツメの寝室の大きさです(大人2人子供2人は快適)。しかしリビングの広さは2家族入っても問題ないくらい広く、リビング周りにはスカートが装着されてますので下からのすきま風をしのぐことができます。
スノーピークの商品は価格が高い傾向がありますが、このエルフィールドは「エントリーモデル(入門モデル)にラインナップされているため比較的お値打ちに手に入れることができます。
(僕はこのエルフィールドか先ほどのサーカスTCDXにしようかで迷いました。しかし子供たちが大きくなってきたこと、今後はソロキャンプが増えるであろうこと、から一人で簡単に設営できるサーカスTCDXを選びました。
こちらの記事で詳しくレビューしています↓
シュラフ(寝袋)
それはインナーシュラフを併用すること。
シュラフの中にシュラフを入れてその中で寝る。これだけでかなり暖かさが変わってきますよ!(ちなみに僕はこんなにいいシュラフ持ってなくて、3000円くらいの安い化繊のものでがんばってます)
僕が実際に所有しているのは次に紹介するキャプテンスタッグのインナーシュラフです。
ジッパーで収納するとクッションになります(クッション性はイマイチ)。薄手のフリース素材で毎回冬キャンプの際にはインナーシュラフとして使っています。肌触りも良いです。
ジッパーでガバっと全開にでき、ふわっとひざ掛けにすることも可能。
2つ以上持っていたら連結することも可能です。
コット
脚を足したり引いたりして高さを調節できる便利なコットです。張り具合も丁度よく、幅広なので寝心地も最高。
いくらマットを敷いていても地面のデコボコは気になるところ。その点コットを使用するだけで寝心地が全然違います。
特筆すべきポイントは、地面と接触しないため冬の地面の冷え込みから逃れることができる!真冬のキャンプにコットという選択は大正解です!
(コットの下に銀マットを敷くとさらに冷えを軽減できます!)
僕もこのコットを購入しました。
ストーブ
2019年より新モデルとなり、日本の厳しい規制をクリアしたタイプとなります。
あまりにも人気の商品なので真冬に差し掛かるころには売り切れてしまいますが、2020年10月現在まだ購入可能です。
今なら専用ケースも付いているので持ち運びや車載にも便利!
(ケースがなかったときはビニール袋二重にして包んでました。灯油は漏れにくいとはいえ匂いも気になりますしね。専用ケース付きは本当にありがたい!)
新モデル、僕も購入してしまいました!
アルパカストーブを徹底的にレビューしました↓
カセットガスを使うので手軽に利用できます。
寒さで目が覚めてしまった時など、ワンポイントの使用で大活躍!足元や指先を一瞬で温めてくれます。
唯一の弱点は「売り切れ」てること。2020年は5月で売り切れてしまいました。
カセットガスストーブは災害時にものすごく活躍してくれますので、カリフォルニアパティオではなくても1つ所有しておくと良いと思います。
カセットガスストーブについてまとめてみました↓
電源付きサイトの場合
電源付きサイトの場合、電気ストーブとホットカーペットがあれば完璧!!
電源15Aの場合、合計1500Wまでいけると考えてもらえば大丈夫です。
その他あると便利な細かいアイテム|きちんと準備しよう!
ストーブの暖かさを幕全体に広げるためにサーキュレーターがあると便利です。
コードレスで使えば置き場にも困りませんし、なにより1000円以下で買えるコスパの良さ!これは買うしかないでしょ!!
テント内で火器を使用することは厳禁とされております。ですので自己責任で使用しなければなりません。一酸化炭素というのは不完全燃焼を起こした際に発生します。
テント内の換気がしっかりされておれば問題ないのですが、思った以上に一酸化炭素が発生しているかもしれないので警報機を併用して安全を確保します。
この一酸化炭素警報器は僕も所有してますが、警報音がけたたましく音量調整不可能な商品です!
その他ずらずらーっと紹介しておきます。
冬キャンプに必要なもの|まとめ
冬キャンプに必要なものを紹介しました。
これから冬キャンプを始めようと思っている方は参考になりましたでしょうか?
暖を取るためのキャンプ道具を揃える。
その際の注意点は
- 一酸化炭素中毒、火事、低体温症、低温火傷
これらを予防するための準備が大切です。
ガスや灯油を使わないインナーシュラフやホッカイロなど安全な道具を率先して使うことで予防していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
m(_ _)m